新しい年を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。

　

　昨年を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻が依然として続くなか、イスラエルとパレスチナの過激武装組織ハマスとの戦闘が起きたのが大きな出来事でした。

　

　その一方、コロナ禍がようやく落ち着きを見せたことで、世界経済は緩やかな回復傾向にあります。

　

　コロナ禍は、個人から社会全体まで、様々な変化をもたらしました。この様な事態は、二度と起きて欲しくないと思いますが、これまでの社会の常識や慣習を見直す機会にもなりました。

　

　人々の働き方や生活様式が変わり、ビジネスの世界では、競合する企業間や異業種間の協業が、積極的に行われるようにもなりました。

　

　こういった変化は「ＳＤＧｓ＝持続可能な開発目標」の達成を後押しするものと考えます。

　

　土木・建設業界では働き手不足と高齢化が大きな課題ですが、業界や業種の壁を越えて取り組むことで解決の糸口が掴めるかもしれません。



　本年が皆様にとって素晴らしい年となります様ご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
　

2024年元旦 三笠産業株式会社 代表取締役社長 京谷　弘也