2021年3月三笠産業メールマガジン Vol.146-2
□■ 令和三年初午祭 □■
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令和三年は明治三十(1897)年以来124年ぶりに2月2日(火)が節分となりました。翌2月3日(水)が令和三年の初午の日となります。本来であれば、この日が三笠産業の伝統行事である「初午祭」執行の日となるのですが、三笠産業の氏神様であります神田明神で行われる節分祭は伝統的に2月3日の開催、従って神田地区における令和三年初午祭は2月15日(月)二の午での執行となります。神田明神節分祭では、残念ながらコロナ禍の影響から、豆まき式は中止となってしまいましたが、三笠産業は「除災招福・除厄式」に参列、今年も福を授かる準備を整えてまいりました
低気圧の北進により雨模様が確実視された2月15日(月)、朝から若手社員を中心に屋上での会場設営がスタート。好天ならば不要なテント設営作業からスタートするものの、みるみるうちに雨脚が強くなり、スタッフ全員びしょ濡れとなってしまい、作業も思うようにはかどりません。時期が時期だけに、風邪をひかないよう適宜中断しながら作業を進めます。あざ笑うかのように叩きつける雨を物ともせず、少しでも雨の影響を減らそうと努力するスタッフ。現在の本社ビルでは初体験となる雨の「三笠初午祭」式場はこうしてなんとか整えられました。
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テントの下の式典
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コロナ禍を踏まえ社内のみ、宴席も中止とした令和三年の三笠初午祭は、会場設営スタッフの努力が実ったのか、奇跡的に雨が止んだ午後3時に予定通り執行となります。役員5名が着席、社員10名ほどが参列し商売繁盛を祈念、30分弱の式典は滞りなく納まりました。神職によれば、この日は午前中にも神田の各地で初午祭が執り行われたが、雨のおかげで大変でした、とのこと。雨が上がった状態で三笠初午祭が執行できたのは、きっと“神のご利益”があったからだと思います。
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御神酒拝戴
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神職をお見送りした後、撤収作業に入るスタッフをまたしても雨が襲います。それはまるで思いを残さぬために最後の力を振り絞っているかのよう。
「式典の最中の天気は何だったの?」
とボヤきながら、またしてもびしょ濡れになり撤収作業をするスタッフ。今年の三笠初午祭の立役者は間違いなく彼らだったと心から感謝しています。彼らの努力が神に届いたのは間違いないでしょう。本当にお疲れさまでした。
総務部 越後 記