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  • 2024年11月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.190 九州、大阪三笠会定時総会、春日部工場社員旅行

    「三笠の京谷です。」休載のお知らせ


    今月も「三笠の京谷です。」は、執筆者体調不良により
    誠に勝手ながら休載とさせていただきます。
    楽しみにしていただいている皆様には誠に申し訳なく存じます。
    何卒、ご理解の程お願い申し上げます。


    こんにちは。
    三笠の丸山です。


    今回は私の故郷、北海道旭川市の話です。


    最近は明るい話題が少なかったのですが、今年のパリ五輪で地元出身の
    北口榛花(はるか)選手が、やり投げで金メダルを獲得しました!


    女子のフィールド競技では日本で初めての獲得で、
    地元は大変な盛り上がりだったそうです。
    凱旋帰郷した10月に市民栄誉賞授与式があり、パレードには48,000人もの方が、
    「平和通り・買い物公園」に集まり、歓迎したようでした。


    実はパレードを行った平和通りは、1972年に日本初の歩行者専用道路として
    開設されたもので、以来旭川市民の憩いの場となっております。


    この平和通りは、以前は「師団通り」と呼ばれておりました。
    元々旭川は明治初期に屯田兵が開墾に入り、北方の守りを堅強なものとする為に
    軍隊が駐屯することで栄えた、いわゆる軍都が発祥です。


    その駐屯地には当時、日本陸軍最強と謳われた第七師団が配置され、
    旭川駅から兵隊さんが移動する道だったので、師団通りと呼ばれておりました。


    ちなみに第七師団の呼び名は、「だいなな」ではなく「だいしち」と呼びます。
    これは明治天皇が「だい“しち”しだん」と読まれたことで、
    その名称になったようです。


    第七師団は、日露戦争の旅順攻囲戦や奉天会戦、第二次大戦のガダルカナル戦など、
    戦争時の主要部隊として各地に派遣されておりました。


    終戦後、日本軍隊が解体された事で師団も無くなり、師団通りも平和を祈り、
    「平和通り」と名付けられました。


    この度の笑顔の絶えない北口さんの凱旋パレードに相応しい名称となり、
    そして二つの「日本初」が重なり、出身者としては自慢の出来事でした。


    北口さんは先日の「秋の園遊会」にも招待され、天皇皇后両陛下のご質問にも
    満面の笑みで受け答えされており、大変場を盛り上げたようでした。
    今後の更なるご活躍に期待いたします。


    ちなみに上記の第七師団は、最近実写映画が
    話題になったマンガ「ゴールデンカムイ」でも、
    大日本帝国陸軍の最強部隊(登場舞台では造反者となってますが)
    として描かれておりますので、ご興味のある方はお読み下さい。


    近年の旭川市は、旭山動物園(ここも一時期来場者日本一)や、
    あさひかわラーメン村など、観光に力を入れております。


    是非、北海道へご旅行の際は、旭川へもお寄り下さいませ。


    1902年1月25日、日本一の最低気温マイナス41℃!を記録し、
    100年以上経っても破られておりません。
    (近年の温暖化で今後も破られないと思いますが……)
    ご旅行の日程時期は、よくよくお考えください。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    取締役 丸山 史郎

    三笠通信

    第19回九州三笠会定時総会

     みなさまこんにちは。沖縄出張所の乾と申します。日頃は三笠メールマガジンをご愛読いただき、誠にありがとうございます。 さて今回は、令和6年10月16日(水)リーガロイヤルホテル小倉にて執り行われました、第19回九州三笠会定時総会の様子をレポートいたします。


     総会に先立ち行われました、新製品、主力製品説明会では、バッテリー電力を動力源とした、コードレスで、電源環境が無い現場でも使用可能な充電式インバーターiFC-100、 バイブレーター打設作業の省人化、作業効率が向上した背負式バイブレーターiF-30/40/50が紹介されました。ランマー、プレート、バイブロコンパクターでは、 世界のライバル企業と手を組みグローバルな共有化を進めているバッテリー"BATTERY ONE"を搭載した、SMART-iシリーズがお客様の利便性向上を目的とした次世代機種として披露され、 お集りいただきました皆様より、多くの関心を集めていました。また、参考出品としてお披露目されましたMVC-RP60ラウンドプレートは、略円型転圧盤を採用し狭い場所でも旋回しやすいラウンド型で、 特に多くの注目を集め、早期の商品化や商品デモを依頼する声も多く聞かれました。

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    製品説明会の様子


     引き続き同会場で行われました総会では、九州三笠会会長の中野 登様(株式会社ナカノ 代表取締役会長)より、会員様へのご挨拶と共に、 我々の業界を取り巻く環境と今後について国内外の情勢を交えながらお話しいただきました。また、来年は20回目の定時総会開催となる為、 会員の皆様にも喜んでいただける何か記念となる開催ができるよう企画していきたいとの有難いお言葉を賜りました。その後、議題についての審議が行われ、 会員皆様のご協力のもと全ての議題にご賛同いただき、総会は無事閉会となりました。

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    中野会長のご挨拶 定時総会の様子


     ホテル最上階からのパノラマビューが堪能できる宴会場へと場所を移し、懇親会が開催されました。はじめに、乾杯のご発声をお願いしておりました 永島 一平理事(熊本中央リース株式会社 代表取締役社長)からのお声掛けで、森谷 八郎副会長(株式会社森谷商会 代表取締役社長)にも急遽ご挨拶を頂戴する事となり、 森谷副会長、永島理事、ご両人による乾杯のご発声で開始となりました。
     ご歓談、恒例のお楽しみ抽選会では、大いに盛り上がり、会員の皆様におかれましては、日頃の情報交換も交え親睦を深めていただけたと思います。 最後は由良 克彦監事(ユアサ商事株式会社 九州建機部部長)より中締めのご挨拶をいただき懇親会はお開きとなりました。

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    森谷副会長、永島理事による乾杯 由良監事による中締め


     翌日、小倉カンツリー倶楽部にて行われました親睦ゴルフ大会では、森谷 八郎様(株式会社森谷商会 代表取締役社長)が見事優勝されました。


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    親睦ゴルフ大会


     ご多忙の中、各地遠方よりご参集いただきました会員の皆様、本当に有難うございました。おかげ様で、皆様には多大なるご配慮を賜り、 第19回九州三笠会定時総会を無事に終了出来ました事を心より感謝いたしますと共に、会員皆様の益々のご発展とご健勝を社員一同お祈り申し上げます。


    西日本営業部 沖縄課 乾 記


    第19回大阪三笠会定時総会

     第19回大阪三笠会定時総会が10月22日(火)、島根県松江市のホテル一畑にて開催されました。


     総会に先立ち、新製品・主力製品発表会が行われ、まずは競合メーカーの垣根を越えてバッテリーの共有化を目指すBattery Oneを搭載した次のiシリーズから紹介がスタートしました。
     FX高周波バイブレーター専用電源の『iFC-100充電式インバーター』、コンクリート打設作業の省人化を図った『iCB-500バックパック』使用の『iF-30/40/50背負式バイブレーター』、 MTXパワーをそのまま電動化した『MTX-i60タンピングランマー』、自振モーターを起振体として採用し ベルトレス駆動の『MVC-i60プレートコンパクター』、低重心で電動化専用レイアウトを採用した『MVH-i128前後進バイブロコンパクター』。
     続けて参考出品として、旋回しやすいラウンド型で構造物のキワや狭い場所の転圧に最適な『MVC-RP60ラウンドプレート』が紹介され、 その後のホンダ新型電動パワーユニット+Mobile Power Pack e:バッテリー搭載の『MRH-e503超低騒音バイブレーションローラー』では、早期販売への期待の声を多くいただきました。
     あいにくの雨の中でしたが、会員の皆様からは数々のご質問をいただき、また実演を交える事で強く興味を惹かれた様子で、大いに手応えを感じる事が出来た説明会となりました。

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    雨の中、新開発の製品に熱い期待が寄せられました


     総会では、冒頭に大阪三笠会 秀浦 淑晃会長(株式会社原商 代表取締役社長)より、地元開催にあたりまして、 日本各地では『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が島根県では『神有月(かみありづき)』と呼ばれる由縁のお話しとともにご当地のご案内をいただきました。 全国の神様が島根県にある出雲大社に集まって会議をされる事から、そう呼ばれるそうです。また、京谷社長に対し1日も早く回復されますよう心よりお祈り申し上げますと温かいお言葉を賜りました。
     その後審議が行われ、会員皆様より全ての議題にご賛同をいただき、総会は無事終了となりました。

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    八百万の神々ならぬ大阪三笠会の皆様が出雲の国に集われました


     その後の懇親会は、はじめに姫野 康通理事(株式会社NISSHO 代表取締役)より乾杯のご挨拶をいただき、『弥栄(いやさか)』でのご発声でにぎやかに始まりました。
     途中恒例のお楽しみ抽選会を交え大いに盛り上がり、会員の皆様も情報交換に花が咲き親睦を深めていただいた後、秋森 憲造理事(宝物産株式会社 代表取締役社長)の中締めをもって終了しました。

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    大いに盛り上がった親睦会


     翌日は、大山平原ゴルフクラブにて、親睦ゴルフ大会が行われました。白熱した熱戦の中、蔭山 啓介様(滋賀建機株式会社 常務取締役)が見事優勝されました。

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    親睦ゴルフ大会


     また同時に開催されました観光では出雲大社を訪れ、島根ワイナリーにてご昼食をお楽しみいただきました。


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    出雲大社にて


     大阪三笠会開催にあたりご出席の会員皆様方におかれましてはご多忙の中、遠方からご参集を賜りましたことに深く感謝を申し上げますと共に、今後益々のご発展とご健勝を社員一同お祈り申し上げます。


    西日本営業部 北陸課 和田 記


    春日部工場社員旅行

     11月1日(金)、参加者43名を乗せた春日部名物「クレヨンしんちゃんラッピングバス」は、 春日部駅西口を定刻に出発して、圏央道幸手インターから高速道路に乗り、順調に進むと思いきや事故渋滞で思う様に進めず、 1日目で行く予定だった観光地をあきらめて、直接昼食会場に向かう事になりました(残念……)。


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    クレヨンしんちゃんラッピングバス


     途中高速のパーキングで休憩したら、タバコを吸うエリアの近くで「三笠が見える風景」を発見しました。 その日は、プレートコンパクター MVC-40Gとタンピングランマー MT-55Hが使われておりました。 改めて自分達が一生懸命作った製品が活躍している事に感激しつつ、昼食会場に向かいました。


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    三笠が見える風景(菖蒲PA)


     昼食後、山梨県石和温泉「銘石の宿かげつ」に無事到着して、18:30から宴会開始(内容は……笑)。

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    宴会(お酒が入る前)


     11月2日(土)の2日目は、天気に恵まれず雨の為、ロープウェイに乗って山の上から紅葉を楽しむ予定をキャンセルして、 昇仙峡「影絵の森美術館」に行きました。参加した人達の楽しい思い出になる様に、幹事一同が考えたバス旅行は、 計画した観光スポットに一つも行けないと言う事になりましたが、帰りのバスの中やパーキングで休憩している時に、 「こんな のんびり旅行も楽しかったよ」と言われて、とても嬉しかったです。


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    昇仙峡にて、日本の滝百選に選定されている「仙娥滝」


     幹事長としては、時間厳守など色々な事に協力し、楽しい旅行にしてくれた参加者全員と、予定以外の事柄の解決に尽力いただいた、添乗員さん、運転手さん、バスガイドさんに、感謝です。


     楽しい旅行になって本当によかったで~す。


    春日部工場 機械加工部門 幹事長 小田桐 記

    編集室より

    スマホの地図アプリを愛用しています。
    仕事でも私用でも、初めての場所に行くときに、とても助かります。


    しかし画面ばかり見て、初めての景色をろくに見ないのは、勿体ない気がします。
    ついつい“歩きスマホ”になっているのも、危ないです。


    加えて、表示されるルートがいつも正しいとは、限らないようです。
    6車線道路で、横断歩道ではない場所を渡るよう、案内されたことがあります。


    気を付けたいと思います。


    【 編集者 蝦夷の申 】