メールマガジン
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2024年02月発行
三笠産業メールマガジン Vol.181 World of Concrete 2024、節分祭
三笠の京谷です。
何だか最近右ひざが痛いということもあってか、
週末はあまり外出せず自宅で過ごす時間が多くなりました。
そんな週末の2月4日(日)、自宅のホームシアターで
サザン・オールスターズ(以下サザン)の映像作品
『茅ヶ崎ライブ2023』を観ました。
この作品は昨年9月末から10月にかけて四日間にわたり開催された
サザンの聖地である茅ヶ崎での野外ライブを記録したものです。
本来このライブ映像はDVD&Blu-ray版として3月20日に販売予定
ですが、今は何とネットフリックスが2月3日より期間限定で
独占配信しています。
https://special-sas45.southernallstars.jp/chigasakilive/
懐かしい「C調言葉に御用心」から始まる全26曲。
あまり馴染みのない曲も数曲ありましたが、
殆どが自然と歌詞が出てくる曲ばかり。
嘗て若かりし頃の思い出が蘇り、懐かしさと嬉しさ、
それに迫力のある画面構成で時折出てくる涙を拭きつつ堪能しました。
桑田佳祐率いるサザンは昨年でデビュー45周年になります。
丁度私が大学生だった二十歳頃から聞き続けているので
いわば同世代の青春バンドでもあります。
そんなサザンですが、私にはちょっとした縁があります。
1979年(昭和54年)当時私は大学3年生で、
友人3人とハワイ旅行に行った時です。
偶然ホテルのエレベーターでサザンのメンバーとバッタリ会い、
同乗することになりました。
我々は学生旅行ですからビーチ沿いの一流ホテルではなく、
クヒオ通りのはずれにある二流ホテル「AMBASSADOR HOTEL」
という宿に泊まっていました。
サザンも当時はデビュー曲「勝手にシンドバッド」はヒットしていたものの
まだ彼らの才能を決定づける「いとしのエリー」は発表されておらず、
評価も定まっていなかった時期です。
当然それほどメジャーではなかったので、
きっと予算の関係から我々と同じ二流ホテルとなったのでしょう。
今では考えられないことですね。
その後、同じホテルということもあり、結局滞在期間中に
2,3度顔を合わせることとなりました。
あの時サインをもらっていればよかったと後悔しています……。
次は六本木にあったキャヴァ-ン・クラブというライブハウス。
(ビートルズファンであれば直ぐにこの名前にピンと来るはずです)
ここはビートルズのコピーバンドがビートルズの曲のみ演奏する
ライブハウスですが、突然桑田佳祐が友人を連れて入店してきました。
勿論店内はざわつき、演奏中のバンドのメンバーも彼に気が付きました。
そしてもしやとは思いましたが……
彼がステージに立ってビートルズナンバーを歌ったのです。
当然お店は大盛り上がり、アンコールを含めて2曲歌ってくれました。
今どきであれば全員が一斉にスマホで撮影していたでしょうが、
当時はまだそんなものがない時代。
私にとっては古き良き日の思い出です。
縁と言っても、特に会話を交わしたことがある訳ではありませんが、
以来とても親しみを持ってサザンの曲を聴いてきた私です。
この『茅ヶ崎ライブ2023』は期間限定の先行配信ですので、
ネットフリックスの会員であれば是非お見逃しなく。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也三笠通信
World of Concrete 2024 レポート ~会場の様子~
読者の皆様はじめまして。World of Concrete 2024(通称:WOC)のレポートを担当させていただきます開発部の牛島と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。
WOCは、2024年1月21日~23日にネバダ州ラスベガスにて開催された世界唯一にして最大規模のコンクリートに特化した展示会で、昨年は5万人近い来場者を記録しました。今年は記念すべき50周年を迎える節目の年となります。
実は私は2回目の訪問で、余裕があると思いきや、ドキドキ・ワクワクと時差ボケで飛行機・ホテルでも眠れない……しかし、アドレナリンによるものか超元気な不思議なテンションで会場入りしました。
初日はなんと砂漠気候のラスベガスでは珍しく小雨が降っており少し肌寒い日となりました。会場には大型ミキサー車から小型のコンクリート用センサーやボルトまで大小様々な展示物がありその物量に圧倒されます。一方で屋外ブースでは恒例の「レンガ早積みコンテンスト」や「パワートロウェル タイムアタック」等のエンターテインメントの側面も非常に高く、大きな賑わいと熱気を見せておりました。珍しく雨天のWOC屋外会場
物量に圧倒される屋内会場
コンクリートのオブジェ
昨年に続き今年も随所でバッテリー製品が見られ、環境に配慮する電動化の流れが更に高まっているのを目の当たりにしました。弊社のビジネスパートナーであるMultiquip社様では「MQ ZERO」というバッテリー製品専用ブランドを立ち上げ、電動製品の販売を推し進めておられました。その中には「Battery One」を搭載した弊社のランマーやプレートコンパクターが展示され、多くのお客様から関心が寄せられました。お立ち寄りいただいた方々には感謝申し上げます。「Battery One」は海外メーカーとの共通バッテリー製品で、今後は国内販売も予定しておりますので、是非お見知りおき下さい。
Battery One搭載ランマー
展示会場を隅から隅まで回り、業界の雰囲気、製品デザイン・構造を肌で感じることができ大変勉強になりました。今回の貴重な経験を糧に、より良い製品づくりに精進していきたいと思います。今後とも三笠製品をどうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に……ラスベガス内を移動していると毎日のように謎の球体が見えます。約1km離れたWOCの会場からも見えます。これは2023年9月にオープンした「MSG スフィア」というアリーナ施設で直径何と157mもあり、表面はLEDスクリーンになっております。
時間であらゆる模様に変化し、時にはバスケットボールや地球にもなってしまうのだとか。
展示会以外にもアメリカのスケールの大きさに驚く出張となりました……
謎の球体 MSGスフィア
https://www.thespherevegas.com/
ラスベガスの街並み
開発部 第一開発グループ 牛島 記
World of Concrete 2024 レポート ~展示品の紹介~
いつも三笠メールマガジンをご愛読いただき、ありがとうございます。海外営業部の諏訪部と申します。 去る1月23日~1月25日の日程で、アメリカはラスベガスにて開催されたWorld of Concrete 2024に行って参りました。 公式発表によると、今回の開催では出展企業1,400社、来場者約60,000人とのことでした。またラスベガスには昨年、建築・土木関連の展示会参加で2回訪問しており、今回で3回目のラスベガスとなりました。
展示会の模様については開発部の牛島が報告しておりますが、私も未だ衰えぬ米国建機業界の勢いを肌で感じたところです。今回は展示会の中で、私が面白いなと思ったものをいくつかご紹介します。
① 側溝の現場打ち用ローラー
側溝を現場打ちする際に使用するスクリードの一種です。日本では基本的に2次製品で施工されていることが多いですが、アメリカでは現場打ちもされるようで、こういった製品の需要もあるようです。
② 穴を塞ぐプレート
建築現場などで床に空けた配線用の穴などを簡易的に塞ぐためのプレートです。物品の落下事故防止に活躍しそうです。
③ サポートデバイス
重いハンドツールを吊り下げる小型クレーンを背負う機材です。狭い場所では取り回しが難しいかもしれませんが、現場での作業負担軽減のアイデアが面白かったです。
④ ハイブリットエンジン
こちらはドイツのエンジンメーカーが出品していたディーゼルエンジンに取り付けるオプションの発電機です。フライホイールに発電体を組み込むことで、一台でハイブリット出力ができるようにするものです。
以上少しですが、個人的に面白かった展示品のご紹介でした。もちろん弊社の競合メーカー各社様も今回の展示会に出展されており、各ブースを回る事で、今のアメリカ市場について理解を深められたと思っています。ここまで読んでくださった皆様におかれましても、引き続き三笠産業をよろしくお願いいたします。
海外営業部 海外三課 諏訪部 記
おまけ……私たちがアメリカに行った1月末は中国の旧正月(春節)が間近という事もあってか、ラスベガスのホテルでは中国風の飾り付けが行われている場所がありました。
宝珠を後脚で掲げる龍は珍しいかも?
令和六年神田明神節分祭
去る2月3日、三笠産業本社の氏神様である神田明神にて、恒例の節分祭が催されました。
当日は土曜日で天気は快晴、海外からお越しの方々も多く見られ、これまで見送られていた「くじ付き福豆」が再開されたこともあって、昨年以上に大勢の人で賑わいました。
神田明神 御本殿
祭は14:30より、今年も神事「追儺の儀(ついなのぎ)」から始まりました。この神事は、コロナ禍の収束を願って2021年より行われておりますが、今年は年初の能登半島地震の発生を受けて、「地震と津波の鬼」を追い払う、という内容になりました。
追儺の儀で「地震と津波の鬼」を追い払う神様「方相氏(ほうそうし)」
神聖な矢を表鬼門と裏鬼門へ放つ仕草で邪気を払う「鳴弦の儀(めいげんのぎ)」が行われた後、いよいよ豆撒きが始まりました。今年も多くの有名人の方々が参加されました。鳴弦の儀「表鬼門は東北……スカイツリーの方向です」とのこと
落語家でタレントの立川志の輔師匠は、年初の地震で被災した富山県のご出身で、復興を願い「福は内、福は能登」と唱えて豆を撒かれました。立川志の輔師匠
狂言の和泉元彌ご一家が今年も参加され、挨拶の際に祝言の小謡(こうた)をご披露。プロレスラーの井上貴子さん、神取忍さんは声援に応えながら豆を撒いておりました。
和泉元彌さんご一家
井上貴子さん、神取忍さん
また、ミスアキバ2024 に選ばれた城崎桃華さんも登場。笑顔で会場を沸かせました。城崎桃華さん
弊社からは総務部の越後次長が今年も参加。豆を撒く様が堂に入っておりました。所作が軽やかで終始笑顔の越後次長
神田明神の節分祭は、今年も終始和やかなムードのなか、無事終了いたしました。参拝は初詣だけの私ですが、神社は聖も俗も受け入れる懐の深い場所だと感じました。
来年は取材抜きで「くじ付き福豆」をゲットしたいと思います。
編集室 蝦夷の申 記編集室より
学生の頃、地元に何でも定価の半額で販売する古本チェーン店がありました。
それらを巡って好きな本やCDを探すことに夢中になり、今日に至ります。週末は古本と中古CDを探しに、関東のあちこちへ出掛けます。
ネットも利用しますが、リアル店舗では予想外の品が見つかるのが良いです。端末で本も音楽も楽しめる時代にアナクロもいいとこですが、止められません。
店舗を巡ると楽しいので、10,000歩でも20,000歩でも平気で歩けます。健康のため(?)、続けたいと思います。
【 編集者 蝦夷の申 】