メールマガジン
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2023年09月発行
三笠産業メールマガジン Vol.176 第38回北海道三笠会定時総会、中部グランドフェア2023 他
三笠の京谷です。
先日100円ショップ・ダイソーの創業者である大創産業(株)の会長、
矢野博丈氏の講演を聞いてきました。
ダイソーは今や国内47都道府県に4,100店舗、海外26カ国に2,300店舗を
構える100円ショップの雄ですが、矢野会長はあまりマスコミに登場する
こともなく、どちらかというとその人物像は謎めいていました。
今回の講演は矢野会長の単独講演ではなく、
人気作家大下英治氏との対談形式にて行われましたが、
その理由は対談が始まってすぐに分かりました。
年齢もあるのかもしれませんが、矢野会長は決して口数の多い方ではなく、
苦労話も成功体験も今さら人前で喋りたくないといった雰囲気です。
それでも何とか話を引き出そうとする饒舌な大下英治さんに促され
ぽつりぽつりと面白い話が飛び出しました。
高校3年生のとき1964年の東京オリンピックのバンタム級強化選手に
選ばれたこと。
大学を卒業後、妻の実家が営んでいた鮮魚の卸業と養殖業を手伝うも、
赤字ばかりが積み重なり東京に夜逃げする話。
その後9回も職を転々するがどれも上手くいかず、「自分は運が悪い」
と思っていたところでトラックの移動販売「矢野商店」を始めたのが
1972年。
移動販売なので売り場は毎日変わる。
開店準備をしているとお客様が集まってきて勝手に段ボールを開けて、
「これ、なんぼ?」と聞いてくる。
いちいち確認するのももどかしく、つい口をついて出たのが、
「100円でええよ」だった。
「これは?」「これも?」「うん、ええよ」。
種を明かせばこれが100円ショップ誕生の瞬間だったそうです。
夫婦二人で仕事を始めた時、「年商1億の会社を作る」という目標を掲げ、
いつか大きな会社を創りたいという思いを込めてつけられた「大創産業」
という社名。
今や全従業員数24,600人、年商5,890億円の大企業に成長しました。
お客様が喜ぶなら原価99円でも100円で売る。
「仕方ない」というのが一番好きな言葉。
「いつか潰れるかもしれない」と思いながらも、
「目の前のことを一生懸命やるしかない」と言いながらただただ
がむしゃらに働いてきた半生。
その飾らない人柄、いざとなれば全部自分でやるという気概、
やはり一から会社を創り上げた人の言葉は重いものがありました。
今月も三笠をよろしくお願いします。
代表取締役社長 京谷 弘也製品紹介
ブロックプレート「MVB-152H」 発売開始!
永年ご愛顧いただいております三笠ブロックプレート。
このたび最新モデル「MVB-152H」が遂に発売開始となります。
最新モデルは壁際までの転圧を可能にするとともに、
新搭載の駐車ブレーキが、安全性をより一層高めています。
製品情報はこちら!
https://www.mikasas.jp/products/plate_compactor/mvb-152h_1/三笠通信
第38回北海道三笠会定時総会
日頃より三笠メールマガジンをご愛読いただき誠にありがとうございます。去る8月23日(水)、第38回北海道三笠会定時総会を執り行いましたので、当日の様子を簡単ではございますがレポートいたします。
総会に先立ち行われた製品説明会では、新製品MCD-K14Mコンクリートカッター、MVCプレートコンパクター索引仕様と基本性能の継承・強化を図った新製品を実演も交え紹介しました。また、バッテリー式バイブレーションローラー、ポータブル電源搭載エポックライトには多くの関心を寄せていただき、早期販売を望む大変嬉しい声も頂戴いたしました。参考出品では競合メーカーの垣根を越えてグローバルな業界標準仕様としてバッテリーの共有化を目指すBattery Oneシリーズをお客様の利便性を向上させる次世代機としてご説明しました。製品説明会の様子
製品説明会終了後、グランドパーク小樽に場所を移し行われた総会では、北海道三笠会 伊藤会長(株式会社大鐵 代表取締役)よりご挨拶を賜り開会し、会員皆様に全ての審議事項を可決いただき、滞りなく閉会しましたことをご報告いたします。伊藤会長からのご挨拶
その後の懇親会では富山副会長(日本建機サービス販売株式会社 代表取締役)の乾杯のご発声で始まり、会員の皆様も情報交換に花が咲き一層の親睦を深めていただき、倉内副会長(エスケーリース株式会社 代表取締役会長)の中締めのご挨拶をもってお開きとなりました。富山副会長による乾杯のご発声
余興のビンゴゲームで盛り上がる会場
倉内副会長による中締めのご挨拶
翌8月24日(木) 札幌リージェントゴルフ倶楽部にて親睦ゴルフ大会が開催され、初参加の福田 太郎様(伊藤忠TC建機株式会社)がスーパープレーを連発、見事優勝を果たし、幕を閉じました。ご参加の皆様、猛暑の中の激戦、本当にありがとうございました。親睦ゴルフ大会
道内各地で観測史上最高気温を記録する非常に暑い日となりましたが、総会を無事終えることができましたことは、ご参集いただきました会員皆様方のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。今後もより良い製品づくり、サービスに努めて参りますので、変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。また、末筆となりますが残暑なお厳しき折、メールマガジンをご愛読いただいております皆様のご健康を心よりお祈り申し上げ、レポートを終えたく存じます。ご高覧のほど、誠にありがとうございました。
東日本営業部 札幌課 小笠原 記
中部グランドフェア2023
三笠メールマガジンをご愛読の皆様、お世話になっております。中部営業所の外崎です。今年も9月1日(金)~2日(土)の2日間、ポートメッセなごや新第1展示館にて『中部グランドフェア2023』が開催されましたのでレポートします。今年は新型コロナウイルスが5類感染症に移行した事により、会場内のマスク着用の制限も無く、コロナ禍前の活気が会場にも戻ってきたと感じられる2日間でした。
会場は『モノづくり』『すまいづくり』『環境づくり』『まちづくり』の4つのテーマゾーンに分かれ、Growing Together(つなぐ)を合言葉に、AI(デジタル化)の推進とカーボンニュートラルの実現を目指した様々なソリューションが提案され、社会課題の解決を目的とした、大変有意義な展示会となりました。開会のテープカット
弊社ブースでは従来製品と共に、新製品のパワフルで高性能な充電式バイブレーターや、環境対策製品としてパワーユニットシリーズ(充電バッテリー式)のMT-e55(タンピングランマー)、MVC-e60(プレートコンパクター)、MVH-eR60(バイブロコンパクター)も展示しました。カーボンニュートラルの達成に向けた製品という点で、ご来場いただいた多くのお客様から高い関心が寄せられました。製品を通してお客様のご期待・ご要望に応えることの大切さを、肌で感じました。主力製品を揃えた三笠ブースの様子
活気が戻ってきた会場
今回の中部グランドフェアにご来場いただきましたお客様に感謝申し上げますと共に、今後とも三笠製品をご愛顧いただきます様、何卒よろしくお願いいたします。
西日本営業部 中部課 外崎 記編集室より
お盆に札幌へ帰省しました。
東京のような暑さと湿気でしたが、実家にはエアコンが無く、扇風機頼りです。
「そろそろエアコンを」と話しましたが、面倒だからと親は買おうとしません。
あまつさえ「体が冷える」と就寝時窓を閉め切る始末……熱中症予備軍です。
後日、中学時代の友人に話すと、彼の実家もエアコンが無く親が心配とのこと。
二人の間で「エアコン買って実家に送る作戦」がまとまりました。
ストーブの煙突を通す穴がエアコンに合うのか、未確認ですが。
【 編集者 蝦夷の申 】