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  • 2023年02月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.169 グッドカンパニー大賞 表彰式、WoC 2023 他

    三笠の京谷です。


    立春も過ぎて日が長くなっていることを感じられるようになりました。
    とはいえ未だ雪がちらつく日もあるので、
    今しばらくは気が抜けない日々が続きますね。


    さて、先日、横浜みなとみらい(MM21)地区に建設中だった
    音楽専門のイベント施設「Kアリーナ横浜」が9月29日にオープンする
    と発表されました。
    収容人数は約2万人で、音楽に特化したアリーナとしては世界最大級に
    なるそうです。
    そしてアリーナの隣には「ヒルトン横浜」も同時期にオープン予定で
    遅れていたMM21高島地区の開発が一気に進むとのことです。


    https://k-arena.com/


    ここ横浜は2020年3月に「KT Zepp Yokohama」(収容人員2,146人)、
    4月に「Billboard Live YOKOHAMA」(収容人員300人)、
    7月に大型施設「ぴあアリーナMM」(収容人員10,000人)、
    と、立て続けに音楽施設がオープンして、
    いつの間にか音楽ライブのメッカになってきた感があります。
    そして、9月オープンの「Kアリーナ横浜」の完成により
    一気に音楽の聖地に躍り出ることは間違いないでしょう。


    横浜生まれの浜っ子としては何とも嬉しく完成が待ち遠しいところです。
    まぁ浜っ子と言っても1歳の時に現在の逗子に引っ越しているので
    余り大きな口は叩けませんが、結婚して10年間横浜の野毛山に
    住んでいたこともあり、やはり横浜は馴染みの街に違いはありません。


    この新しく出来る「Kアリーナ横浜」は横浜駅から徒歩10分程度と
    アクセスも抜群ですし、マスクの着用も来月には不要になる様子なので
    久しぶりにコンサートでも観に行ってみるかと考えているところです。


    ネットにはこけら落としは誰か?ということで、サザンやゆずなど、
    神奈川県に馴染みにあるミュージシャンの名前が挙がっていますが、
    こちらも誰に決まるのか本当に楽しみです。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    グッドカンパニー大賞 表彰式

     グッドカンパニー大賞は、全国から経済的、社会的に優れた成果を挙げている企業を選んで贈られる、国内で最も歴史と実績のある中小企業のための賞です。
     公益社団法人 中小企業研究センターにより1967年(昭和42年)から運営されています。 当社は、第56回(2022年度)の同賞にて、栄えあるグランプリを受賞いたしました。
     2月1日(水)、大手町の経団連会館にてその表彰式が行われ、京谷社長と高橋本部長が出席いたしました。


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    グッドカンパニー大賞 グランプリ ロゴマーク


     コロナ禍の影響で3年振りの開催となった今回の表彰式では、来場を控えた方へのご配慮から、式の模様がオンライン配信されました。
     京谷社長は表彰状とメダル、そして賞金100万円の目録を授与されました。


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    表彰状とメダル、目録を授与される京谷社長


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    表彰状


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    受賞メダル


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    目録


     オンライン配信された表彰式の模様は以下よりご覧いただけます。


    第56回(2022年度) グッドカンパニー大賞 表彰式
     (三笠産業(株)表彰状授与 16:37~)
     (三笠産業(株)挨拶 51:35~)


    公益社団法人 中小企業研究センター

     ホームページ https://www.chukiken.or.jp/


    広報室 山田 記


    World of Concrete 2023 レポート

     1月17日から1月19日の3日間、アメリカ・ラスベガスの中心部にある「Las Vegas Convention Center」にて、「World of Concrete」が開催され、弊社代理店のMultiquip社が出展しました。例年6万人以上が参加する大規模な展示会で、今年は3つの大ホールと2つの屋外展示場に分かれて約1,500社の世界中のメーカーや現地のディーラーが出展しています。


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    World of Concrete のロゴがお出迎え


     World of Concrete、略してWoCは、その名の通りコンクリート関連の展示会として、建築資材からポンプ車やショベルのような建設機械まで、幅広いメーカーが出展しています。昨年9月にバイデン大統領が、「パンデミックは終わった」と述べた通り、アメリカではコロナ関連の制限がほぼありません。そのせいもあってか、今年は初日から非常ににぎわっており、一般入場者受け付けは行列の最後尾が見えないほどの大混雑でした。


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    屋外ブース 2日目はすっきりとした好天に恵まれた


     今回Multiquip社が展示した商品の約半数が電動化製品でした。他にもバッテリー式の製品を展示しているメーカーが多く見受けられ、昨年のドイツ・bauma展に続き、電動化に対して世界的に関心が高まっていることが感じられる展示会でした。


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    人通りの絶えないMultiquip社ブース


     ところで、ご存知の方も多いと思いますが、アメリカではマスクをしている人は少数派で、既にほとんどの規制が撤廃されています。今回の出張で私が乗った飛行機はどれも見たところ搭乗率80-100%とかなり混雑していました。その上米国内線ではマスクをしている人もほとんどいません。アメリカでは、もう旅行もコロナ禍以前の様子に戻っているのだなと実感しました。
     日本国内でも5類相当への格下げ方針が決まるなど、徐々に規制緩和の方向に向かっていますが、今年こそは日本でもこのWoC展のような、かつての光景が復活することを願っています。


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    ラスベガス名物の一つ、ベラージオの噴水ショー


    海外営業部 海外三課 諏訪部 記



     1月16日~19日、アメリカ合衆国・ネバダ州・ラスベガスのLas Vegas Convention Center にてWorld of Concrete 2023展が開催されました。同展は毎年開催され、コンクリート業界の機械・設備・サービスを展開する企業述べ約1,500社が参加し、新製品や新技術を展示しております。


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    World of Concrete 2023


     申し遅れましたが、私は開発部に所属しております関口と申します。主にプレートコンパクターとバイブロコンパクターの製品設計・開発に携わっております。初めての海外展示会視察に加え、初渡航ということで楽しみ半分、不安半分で当日を迎えました。このような貴重な経験をさせていただきました事、大変感謝しております。言語の壁に苛まれながらも、同行者の先輩や北米代理店を通じて渡米されていた方々のおかげで無事に出張を終えることができました事、重ねて御礼申し上げます。目的の展示会は、屋内展示ブースにCentral hall、North hall、South hallの3エリア、屋外展示ブースにSilver Lot、Bronze Lotの2エリアを有す広大さで、来場者数も約6 万人と大変な賑わいでした。展示会初日の入場の行列は最後尾が全く見えず、朝から来場者の気合というものを肌で感じ取ることができました。また、海外展示会ならではのスケールの大きさがあり、屋外展示ブースで様々なイベントが催されました。Silver Lotでは搭乗式パワートロウェルのタイムアタックレース、Bronze Lotではピックアップトラック車と賞金を景品としたレンガ積みレースで熱戦が繰り広げられ、イベントを見守る観客の熱狂に圧倒されてしまいました。


    vol169-2f.jpgレンガ積みレース風景


    vol169-2g.jpg景品のピックアップトラック


     屋内ブースでは我が三笠製品から昨年10月にドイツ・ミュンヘンで開催されたbauma2022展に続き、海外メーカーと共通のバッテリー「Battery One」を採用したタンピングランマーMTX-i60、プレートコンパクターMVC-i60の参考出展と、先行販売しております「eシリーズ」タンピングランマーとプレートコンパクターが展示されました。また、弊社代理店をはじめ、競合他社で電動製品の技術をPRしている展示も多く見られ、時代の流れを目の当たりにしました。それと同時にガソリンやディーゼルといった内燃機関を搭載した機械の根強い人気というものも感じ取ることができ、電動製品だけが求められている全てではないことを学び、見聞を広めることができました。


    vol169-2h.jpg三笠製品展示風景


     展示会視察に勤しむ傍ら、たくさんのお客様がブースにご足労くださり、製品に触れてディスカッションしているところを見ることができ、日頃開発業務に打ち込んでいる一生懸命さがお客様に伝わる様子を感じ取ることができました。また、実際にパワートロウェルやバイブレーターといった普段携わらない製品に実際に触れてみて、新鮮な価値観を得る機会に恵まれました。今回の展示会視察の経験を糧に一層業務に励みたいと思います。
     今後も開発した製品が多くのお客様から喜ばれることを願いつつ、レポートを終えたいと思います。三笠製品をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。


    開発部 第三開発グループ 関口 記


    令和五年神田明神節分祭

     去る2月3日(金)三笠産業の氏神、神田明神にて節分祭が開催されました。
     演台を組んで、参拝者の方々をお招きして豆撒きを行うのは、2021年以来、2年振りです。


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    神田明神 隨神門


     気温は5度。暖かい缶コーヒーが欲しくなる気候のなか、祭は午後1時より開始。
     豆撒きの前に「コロナの鬼」が壇上に現れ、それを神様が退散させる神事「追儺の儀(ついなのぎ)」が行われました。
     神事といっても寸劇のような感じなので、畏まらずに楽しめました。


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    「コロナの鬼は退散せよ」


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    狂言師 和泉元彌さんご一家


     毎回有名人の登場が話題になりますが、一昨年に続いて狂言師 和泉元彌さんのご一家が参加されました。
     そしてお笑いタレントのアントキの猪木氏が今年もご登場。会場を沸かせました。


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    「1、2、3、ダーッ!」


     三笠産業からは総務部の越後次長が当社を代表して参加しました。


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    「鬼は~外、福は~内」


     会場は終始和やかな雰囲気で、地元の人々をはじめ、神田明神に所縁のある企業や官公庁など多くの方が協力して節分祭を支えていることが伝わって来ました。感染防止のため規模を縮小しつつも、節分祭が無事執り行われたのは、有難いことだと実感しました。


     尚、豆撒き完全再開と思いきや、「当たりくじ付き福豆」撒きは見送られたとの事。来年の復活を願います。


    蝦夷の申 記


    国府宮はだか祭

     メールマガジンをご愛読の皆様、お世話になっております。中部営業所の外崎です。

     2月3日(金)の節分に愛知県稲沢市で行われたはだか祭の記事を投稿させて頂きます。


     天下の奇祭とも言われる「国府宮はだか祭」は、正式名称を「儺追神事(なおいしんじ)」と言います。今から約1,250年前、奈良時代の神護景雲元年(767年)称徳天皇の勅命によって全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司の総社である尾張大國霊神社においても祈祷を行ったことがその始まり、と伝えられています。この神事は祈祷と神籖(みくじ)によって選ばれた一人の儺負人(なおいにん)=神男を巡って、裸男達が壮絶な揉み合いを繰り広げるものです。これは、神男に触れれば厄落としができる、との信仰からです。はだか祭に参加できない方は裸男に願い事と氏名、年齢を記した布(願い布)を託して、笹(儺追笹)に付けて、祭り当日に奉納します。


     新型コロナの影響もあり去年まで中止となっていたもみ合いが、3年ぶりに行われました。
     私は千葉県出身という事もありこの祭りの存在を知りませんでした。しかし去年の秋頃、友人からはだか祭の話、今年はもみ合いが復活する事を聞いて、是非とも参加してみたいと思いました。

    vol169-4a.jpg slit1.jpg vol169-4b.jpg
    国府宮神社の前で 安全祈願


     祭り当日は、午後から儺追笹の奉納を愛知県尾張方面の各地区で行い、しばらく時間が経った頃にもみ合いの始まり、という流れです。神男がいつ、境内のどこに現れるかは発表していない為、もみ合いは突如として始まります。神男は国府宮神社の儺追殿を目指して移動していきます。もみ合い中には裸男達に井戸水を掛けて戦意を喪失させる水桶隊がいます。この水がとても冷たく、冬の寒い中で褌一丁の我々にダメージを与えます。一方もみ合いの中は裸男達の熱気で熱くなっており、空気の通り道を確保しながらでないと呼吸ができない状態でした。


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    もみ合い開始!


     もみ合いもクライマックスを迎え、神男が儺追殿まで来ると歴代の神男達が協力して群衆の中から救出します。私はあと数メートルというところで神男に触る事が出来ず悔しかったです。初めてもみ合いに参加した感想ですが、外は寒く掛けられる井戸水がとにかく冷たい、そしてもみ合いは中にいるだけで精一杯でしたが、とても楽しかったです。


    vol169-4d.jpg見よこの雄姿。パートナー募集中です!


     当日だけで無く、奉納する笹を切り、小旗を作成するなど、祭りの準備も手伝わせていただき、とても貴重な経験ができました。

     皆様も、機会がありましたら、是非はだか祭にお越しください。


    尾張大國霊神社 国府宮ホームページ
    https://www.konomiya.or.jp/hadakamatsuri


    西日本営業部 中部課 外崎 記

    編集室より

    ネットショッピングが好きで、色々な商品を購入しています。
    時には「期待外れ」の場合もありますが、懲りずに次の商品をポチリます。


    昨年末、服用する薬が増えたため、ネットでピルケースを購入したところ、
    これが最近では一番の「当たり」でした。一日分の薬を朝・昼・夜に分けて
    収納する縦長のミニケースを、一週間分並べて透明ケースに収めるタイプです。
    そのビジュアルが薬の週間予定表のように見えるので、飲み忘れを防げます。
    薬は好きではありませんが、このピルケースはすっかりお気に入りです。


    情けないことに、薬関連の商品を「おすすめ」されるようになりました。


    【 編集者 蝦夷の申 】