メールマガジン
-
2020年11月発行
三笠産業メールマガジン Vol.142 新型軽量ランマー発売!他
三笠の京谷です。
大接戦となった今回の米国大統領選挙。
未だトランプ大統領は敗北宣言を出していませんが、
投票結果や今の流れから見れば、ジョー・バイデン氏が
米国の第46代大統領に就任することになりそうですね。さて、一国の大統領や首相が誰に代わっても、
一個人にとっては然したる影響はないという向きもありますが、
国家の存亡という局面では大きな影響があります。今回紹介する「邦人奪還」(伊藤祐靖 著:新潮社)を読めば、
国家が危機に瀕した時、その国のトップの判断が如何に大きいものか、
誰でもそのことを考えさせられるはずです。「・・・・自衛官は、捕虜にならない。なれないんだよ。
日本に軍隊はないと憲法で宣言しているよな。
だから軍人は存在しない。軍人じゃない人間は捕虜にはなれない。
ジュネーブ条約だの何だので規定してある捕虜の権利は一切認められない。
それが自衛官だ。」
「軍人は、自国が定めた軍法で権利と義務が規定され、
それによって裁かれる。一般の人とは異なる。
当たり前だろ、国家は殺害を命じることもあるんだからな。
我が国に軍法が存在しない以上、俺たちは、
作戦行動中に起こったことであっても、
他国の法律でまったく一般の人と同じように裁かれる。
祖国からの命令だろうが何であろうが、関係ない。
ただの殺人者として扱われる。・・・・・」本書は「尖閣諸島をめぐる問題」「北朝鮮による日本人拉致問題」
そして何より憲法改正問題にもつながる「自衛隊とは何か?」など
様々な重要テーマをうまくストーリーに織り込んでいる傑作です。せっかくの面白いストーリーがネタバレになるので、
内容については詳しく触れませんが、これだけ重いテーマを
見事にリアルなストーリーに仕上げ、一気に最後まで読ませる
筆の勢いは見事です。
我々日本人が議論を避け、目をそらせてきた様々な現実を、
元自衛官として、どうしても訴えたかったのだと感じました。今年読んだ本の中でベストとして推奨できる本ですので、
是非ともご一読を。今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也
製品紹介
新型軽量ランマー発売!
新型ランマー MT-45Hがいよいよ12月から国内で発売されます。
ベストセラー製品 MT-55Hに対して約15%の軽量化(MT-55H:62kg→MT-45H:53kg)を実現、機体の取り回しや運搬をより快適に行うことができます。
MT-45Hは軽量化しながらも力強い転圧力(衝撃数 10.7~11.6Hz/644~695v.p.m)はしっかりと継承しています。またMT-55Hの装備も継承。
・ブナ積層材へ高張力鋼のメタルシートをプレス一体形成した耐摩耗性フート
・エンジンカバー/リコイルガード
・Wエアクリーナー
の搭載により既に定評のある圧倒的な耐久性を確保しました。
この筐体に合わせて新たに開発した防振ハンドルが、三笠ランマーならではの抜群の操作性を実現しています。
新型軽量タンピングランマー“MT-45H”を是非ご検討ください!
概要はこちら▼
MT-45H
三笠通信
お世話になります。お世話になりました。2020-2
メールマガジンをご愛読の皆様、日頃より大変お世話になっております。本年6月1日より南九州出張所に赴任いたしました一ノ瀬 功(いちのせ いさお)です。異動前は九州営業所に在籍し、福岡県、大分県、熊本県を担当いたしました。約11年半という長い在籍期間、皆様には大変お世話になり充実した日々を過ごさせていただきましたことを深く感謝申し上げます。ただ、コロナ禍の影響で十分なご挨拶もできず異動となりましたことは心残りでした。幸いにも同じ九州管内におりますので、今後お会いする機会もあるかと思います。その際にはどうぞよろしくお願いいたします。
桜島と新型MCD-K12とのコラボレーション南九州出張所では鹿児島県と宮崎県を担当させていただいております。赴任して約半年が経ちますが、コロナ禍の影響から満足のいく活動が出来ていない面もあり申し訳なく感じておりました。ようやく落ち着いてきた状況もございますので、これからは一つでもお役に立てるよう精力的に営業活動に邁進いたします。
話はコロッと変わりますが、鹿児島県といえば桜島のほか、西郷像・指宿温泉・黒豚・焼酎etc、宮崎県は日本屈指のパワースポットである高千穂峡をはじめ、シーガイヤ・青島・チキン南蛮・マンゴーなどなど、観光やグルメに枚挙に暇がありません。GOTOキャンペーンなどで国内旅行をお考えの際にはぜひ、南九州方面もご検討いただければと思います。私自身も休日は妻と観光やグルメを満喫しております。
西郷隆盛像
南九州出張所は1人区です。これまでの営業所所属との一番の違いは同僚がいないことです。よって日々、自問自答しながら自己管理の大切さを学んでおります。また私自身、年齢的にはベテランの域に入りつつありますが、まだまだ未熟な部分も多々ございます。皆様に面談いただいた際には、更なる熟練を目指して勉強させていただきたく存じますので、今後もご指導ご鞭撻の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
西日本営業部 九州二課 一ノ瀬 記
品質管理部のご紹介
いつもお世話になっております。技術研究所・技術本部に所属しております廣澤 駿(ひろさわ しゅん)と申します。新たに生まれ変わった技術研究所社屋より、前号に引き続き技術研究所に焦点を当ててレポートさせていただきます。
突然ですが、いま大ヒットを記録し続けている漫画『鬼滅の刃』をご存知でしょうか?特殊な呼吸法で身体を強化した主人公が、敵となる『鬼』を倒していくダークファンタジー漫画ですが、兄妹の固い絆で困難を乗り越えていくストーリーに、私もドハマり中でございます。話が逸れましたが、本号ではそんな固い絆で結ばれた所員が汗を流す技術研究所の品質管理部に属する「管理課」と「工作課」を紹介させていただきます。
新社屋竣工を記念して品質管理部全員集合(8月撮影)
三笠産業の心臓ともいえる技術研究所では、より良い新製品を生み出すべく開発部が日々開発に励む一方、日々お客様に送り出される製品の品質の維持、そして更なる向上も大変重要です。その責務を担う部署として『管理課』が存在します。管理課では、営業部を通じてお客様からの製品に対する声を聴き、伺ったご要望を即座に製品に反映させたり、スムーズな製品生産を行うべく工場へのサポートを行うなど、多岐にわたって活躍しています。
ありがたいことに沢山のお客様に親しまれてきた三笠製品は、その種類も三笠の歴史の長さに比例して多数存在します。そのすべてを管理し、あらゆるニーズに応えていく彼らは、『働く三笠辞典』といっても過言ではないかもしれません。
そして忘れてはならない課がもう1つ、それが『工作課』です。普段、表舞台に立たない縁の下の力持ち的存在の彼らは、金属加工を専門としており、新製品に向けた試作部品の製作や、試作品の性能を試す実験装置の製作、市場対策に向けた製品加工を行ったりと、技術本部のサポートを行っています。
代々伝承されてきた0.001mmの世界で戦う為の確かな技術は今もしっかりと受け継がれており、板金、溶接、旋盤、フライスなど、オールマイティーな加工を極めた職人達は、作れないものはないと豪語するほど意欲に満ち溢れております。
品質管理部オフィス 工作課溶接風景 そんな私たち技術研究所にとっての『鬼』は、製品に対しお客様に“ご満足していただけないものすべて”だと考えます。『より安全で、高品質』な誰からも愛される製品を提供させていただく為に、それぞれが持つ武器を駆使して、障害となる鬼を倒して参ります。
生まれ変わった新社屋から、新たな気持ちで挑む技術研究所第二幕にどうぞご期待ください。
技術本部 品質管理部 工作課 廣澤 記編集室より
コロナ禍の影響でなんとなく行動範囲が限られて久しくなります。
たまに必要に迫られ、ちょこっと遠出したり、普段行かない道を歩くと、
「あれっ、ここ何があったっけ?」という場所にたくさん出会います。
普段何気なく通り過ぎていた場所ですら、更地になったとたん???です。
さて、しばらく帰れていない故郷の風景は今、どうなっているんだろうな?
【 編集者 かんとりーBOY 】