メールマガジン
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2020年10月発行
三笠産業メールマガジン Vol.141 開発部のご紹介他
三笠の京谷です。
「Go Toトラベル」「Go Toイート」。様々なトラブルは聞かれますが、
その効果もあってか最近は街に少しずつ活気が戻ってきた気がします。
感染はまだ収まっていませんが、ウイズコロナの新常態に慣れてきた
ということだと思います。
さて、米国の大統領選挙はいよいよ投票まで3週間に迫り、
最終盤の攻防が激しさを増しています。
トランプ大統領の新型ウイルス感染というハプニング(サプライズ?)
もありこの影響が懸念されましたが、回復後、今週は早速激戦区の
フロリダで対面式の選挙集会を開くなど相変わらずトランプ流の
選挙戦術を繰り広げています。
今のところ多くの世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領が
優勢を保っていますが前回の例もあるだけに、蓋を開けてみないと
最後まで勝敗は分かりませんね。
トランプ氏とバイデン氏の政策の違いはいくつかありますが、
その中で特に富裕層に影響が大きいのが税制の変更といわれます。
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バイデン氏は格差是正を政策の柱に掲げています。
高額所得者を狙い撃ちにした税制改革案には個人所得税の最高税率を
37%から39.6%に引き上げ、キャピタルゲイン課税の最高税率を
2倍にするプランなどが含まれます。
*中略*
共和党候補のトランプ大統領は2017年の税制改正で、
25年までの時限措置として遺産税(相続税)の非課税枠を
従来の約2倍に広げました。
米国は日本とは異なり、贈与する者が税金を払う仕組みで、
20年の場合は1158万ドル(約12億円)、夫婦の場合はその約2倍の
非課税枠があります。
ところがバイデン大統領が誕生すると、前倒しで非課税枠を従来の
500万ドル(5億3千万円)に戻す可能性があると言われています。
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他国のことなので我々日本人には直接関係がありませんが、
正直私は知りませんでした。
相続税(遺産税)は贈与する側が税金を払う仕組みであること。
相続時の非課税枠が現在のところ12億(従来でも5億)もあるとは……。
非課税枠がこれほどの額まであればほとんどの国民は対象外でしょう。
これが米国では相続税は殆どの場合発生しないといわれる所以ですね。
日本でも最近は格差是正という言葉を良く聞くようになりましたが、
人種や学歴、不法移民問題など日本よりはるかに格差が深刻な米国で、
果たして本当に格差是正が実現するのでしょうか?
米国の選挙結果とともにその後の政策にも注目です。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也
三笠通信
お世話になります。お世話になりました。
メールマガジン愛読者の皆様、大変お世話になっております。本年6月1日より九州営業所に赴任いたしました新開太郎(しんかい たろう)です。中途で入社し今年の秋で4年目を迎えました。本社在籍中は東京都西部(23区外)を2年、山梨県を1年担当させていただきました。転職して初めて営業職に携わることになり戸惑いもありましたが、お客様には温かく、時には厳しく、新米の私に色々とご指導をいただき深く感謝しております。本当にありがとうございました!
今回、初の転勤で実に9年振りに故郷の福岡に帰ってきました。コロナ禍の中、家探しに行くこともできず、今流行りの“リモート”での内見という珍事もありましたが無事に家も決まり、今では久しぶりの地元福岡LIFEを公私ともに大満喫しております……(笑)。さて九州営業所に赴任し早3か月が経過しました。7月の九州豪雨の際には大きな被害が発生し心を痛めましたが、実は私も出先で被災しそのまま2日間避難所生活という経験をしました。この経験を活かし現在は最低限の防災グッズを車に積み、日々営業活動に勤しんでいます。
その九州営業所では熊本県、佐賀県、福岡県の一部を担当することとなりました。担当地域は広く、目標はより大きくなりますが、皆様からの期待に応えなければ!というなんとも九州男児らしい熱い思いを胸に、またそれだけではなく初の可愛い?後輩もできましたので、先輩としてかっこ悪い所を“極力”見せないように日々努力し邁進していく所存ですので、皆様ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます!
四十余年の歴史ある営業所前にて
西日本営業部 九州一課 新開 記
技術研究所より 開発部のご紹介
技術研究所・技術本部に所属しております多田政行(ただ まさゆき)と申します。本号では私が技術研究所・開発部の紹介を担当させていただきます。
活気あふれる開発部スタッフ一同
開発部は、20代から30代のスタッフが6割近くを占める活気溢れる職場となっています。開発部の業務は、お客様のニーズにお応えするため、製品構想(デザイン)から始まり、設計・試作・信頼性評価(耐久性試験)を経て、量産立ち上げ(量産移行)までを担当します。特に製品構想から設計までの段階に於いては経験豊富なベテランスタッフと斬新なアイデアを持った若きスタッフとがコラボレーションしながら付加価値のある製品を生み出しており、お客様に『安全で信頼性が高く、品質の良い製品』をお届けできるよう、日々所員一同頑張っております。
私事ではありますが前職で現場づくりに15年程携わっていた経験から、今回新しい技術研究所研究棟の現場づくりの命を受けまして、コンセプトを『作業効率の向上』とし、『動作経済の原理』を取り入れた現場づくりを行いました。
新研究棟の様子(まだ「内緒」の製品にもご期待ください!)
作業エリアの明確化を行いました
写真でご覧いただけます様に、各部署の作業エリアを明確にするとともに、『作業効率の向上』をより進めるために設備、作業工具類は手元配置とし、『定位(定められた場所に)・定品(定められた物を)・定量(定められた量だけ置く)』の3定を実現した無駄の無い現場となっております。
『作業効率の向上』を積極的に推し進めたこの活気溢れる現場から、更に『安全で信頼性が高く、品質の良い製品』をお客様にお届けできるよう頑張って参ります。以上、簡単ではありますが、開発部の紹介、並びに新技術研究所研究棟の現場紹介となります。
これからの三笠産業株式会社 技術研究所 開発部にご期待ください。
尚、次号では新技術研究所で共に頑張っている『品質管理部』を紹介させていただきます。
技術本部 多田 記編集室より
台風14号が過ぎた東京は一気に秋が深まった気がしています。
朝晩の肌寒さに、一枚羽織る上着の温かさが心地よくなってきました。
しかし、だからといって、そんなに温度上げなくてもって思うんです……
先日急に寒くなった朝の通勤時、ダウンコートを着ている人さえいる中、
リッチな暖房のおかげで、乗換駅でホームに降りた皆さん汗だく!
体調管理の為にも、冷暖房ともに程々でお願いしたいものです。
【 編集者 かんとりーBOY 】