メールマガジン
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2019年02月発行
三笠産業メールマガジン Vol.121 前編 平成31年神田明神節分祭/WOC2019出張記 他
三笠の京谷です。
今年の冬は暖冬なのかそうではないのか・・・?。地域によって感じ方に差はあるかもしれませんが、
日によって最高気温が10度以上も上下する昨今、
季語の使い方がますます難しくなりましたね。
さて、最近ダイナミックプライシング(DP)という言葉をよく耳にするようになりました。
簡単に言うと「需要と供給によって価格が細かく変動する」
仕組みです。
最近では大阪のテーマパーク、ユニバーサルスタジオジャパン
(USJ)が入場チケットにこの手法を取り入れ話題になりました。
以前から宿泊施設や航空券、これを組み合わせた旅行ツアーなどは過去の需給予測に基づいてその価格が大きく変動していましたが、
今やスポーツやコンサートなどのチケット、スーパーマーケットの
食料品にまで応用される時代になってきました。
将来的にはすべての消費財やサービスが対象になるとも言われています。
では需給バランスを的確に予測することは可能なのでしょうか?これを可能にしたのがビッグデータとAI(人工知能)の進歩と
言われています。
過去の実績だけでなくその人気度や天候、競合やSNSなどの
ビッグデータと掛け合わせて瞬時に適正価格を決め、
最終的には売れ残りゼロ(稼働率100%)を目指す仕組みです。
既に米国では様々な分野に応用され供給側に利益をもたらしていると言われておりますが、結果、あるスポーツイベントでは300万円
の席も売り出され話題(批判?)になりました。
またこのDPは価格を変動させることによる需給調整機能もあり消費者の行動をも左右する可能性を秘めています。
例えば真夏の昼間など、需要が増えるであろう時間帯の電気料金を
高くすることで、消費者に節電を促す。
或いは気候や時間帯、イベントの終了時間などの需給変動に伴い
タクシーやライドシェアの利用料金をリアルタイムに変え、
ドライバーの収入アップと人の流れをコントロールする・・・
などが考えられています。
世の中がますますペーパーレス化し、支払いもキャシュレスに向かいつつある現在、このDPがますます盛んになるのは間違い
なさそうです。
このDPが普及することにより消費者と供給者がともに
ハッピーになれれば問題はありませんが・・・
価格が変動することによる不安感や納得感はどうなるのでしょう?
果たして日本に「時価」が定着するのか、興味は尽きません。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也製品紹介
NETIS登録の吸塵式乾式カッターMCD-RY14が事後評価を受けました
発売より、ご愛顧いただいております吸塵式乾式カッターMCD-RY14がこの度、国土交通省新技術提供システムNETISにおいて、事後評価を受けVEへ更新されました。 吸塵式乾式カッターは、舗装版切断時に水を使わず切断する方式を採用し、切断粉を本機にあるダストケースに回収いたします。切断粉は産業廃棄物としての処理が必要となりますが、水を使わないので濁水・汚泥等の収集、処理のコストが掛かりません。環境に優しい切断作業の効率化を実現いたします。
登録番号:TH-150001-VENETISページ↓
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=TH-150001%20製品ラインナップ↓
https://www.mikasas.jp/products/cutter_and_blade/mcd-ry14hs/
新製品紹介 MVC-F40HTプレートコンパクター
ホンダエンジンGX100を搭載いたしました、
水タンク付プレートコンパクターMVC-F40HTを発売いたしました。
軽量53㎏から重量級まで水タンク取付可能機種を
ご用意いたしておりますので、散水が必要な作業には
是非水タンク付プレートコンパクターをご使用ください。
詳しくはこちら(PDFです 470KB)https://www.mikasas.jp/info/melmaga/190215/02/info2feb.pdf
MVC-F40HT