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  • 2018年05月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.112 館林つつじ祭り 他

    三笠の京谷です。

    GWも終わりいよいよ三笠も今月末の決算に向けラストスパート。
    しかし、何だか気温が急に寒くなったり暑くなったりで、体調管理が難しいですね。

    さて、先月の27日「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の
    実施法案」(通称カジノ法案)が閣議決定されました。
    政府は今国会にて働き方改革法案と共にこの法案を成立させる方針
    とのことですが、モリ・カケ問題で混迷するさなか、果たして可能なのでしょうか?

    また、ギャンブル依存症や治安(マネーローダリングなど)などを
    懸念する声に対応してか、法案の中身は迷走続き。
    全国で3か所。入場料は6000円。
    回数制限は「7日間に3回 + 28日間で10回」。
    さらに本人・入場回数確認手段に「マイナンバーカードを活用」
    等々・・・。
    この法案を見ても何だか統合型リゾートという言葉から想像される
    楽しさやワクワク感が全く感じられなくなってしまいました。

    そもそもこのカジノ法案、
    構想が発表された時点こそ観光の目玉として国民の間でも
    好意的に受け止められましたが、外国人観光客が3000万人に
    届こうとしている今、観光客誘致の為にカジノが必要と思う人は
    少なくなりました。
    ましてや今日本を訪れる観光客は「日本らしさ」を求めて
    来日する人が殆んどです。
    今更カジノでインバウンド消費をさらに拡大させるという発想は
    個人的には?です。

    そういえば先日のGWに宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾート
    (シェラトン・グランデ・オーシャン・リゾート)に行ってきましたが
    嘗てあった大型の室内プール・オーシャンドームは完全に取り壊され
    今は広大な更地になっていました。
    ゴルフ場は勿論、動物園も植物園もあり、ここにカジノでも作れば
    良いのになぁ・・・とふと思いましたが、
    入場料6000円、入場には「マイナンバーカード」といわれると
    足が遠のきますね。

    今月も三笠をよろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 京谷 弘也

    製品紹介

    動画で紹介!MCD-318HS-SGK防音型カッター

    発売以来ご好評をいただいておりますMCD-318HSカッター。
    この度、新たに防音型タイプを発売することとなりました。
    動画とカタログでご紹介させていただきますので、
    じっくりとご確認いただき、導入のご検討をよろしくお願いいたします。

    動画はこちら(youtube)
    https://www.youtube.com/watch?v=MsNLQyJIvp0

    カタログはこちら(pdf)
    https://www.mikasas.jp/info/pdf/mcd318hssgk.pdf

    三笠通信

    館林つつじ祭り

     最近、妻の機嫌がすこぶる悪い。理由といえば私の自業自得、相次ぐ夕飯キャンセルに業を煮やしている、という事である。労働者のストレス解消に“酒”は必須、付き合いは大事なのだ、とか言いながら本音は単純に好きなだけであり、なんだかんだ理由をつけては呑んで帰る訳だが、立場を変えれば『てめえ、このヤロー!』とでも言いたくなる気持ちは解らないでもない。そろそろ家庭サービスが必要だなあと感じはじめていたころ、会社にある招待券が届けられた。三笠産業生産拠点のひとつ、群馬県館林市にある、つつじが丘公園で4月10日~5月10日の期間開催された“館林つつじまつり”の招待券である。お、これは社員の福利厚生にぜひ利用しようじゃないか・・・ん、待てよ、これはチャンスだ、私も社員だ、社員の家庭円満は大切だ、てなことで何とかこの招待券2枚ゲットできないものか、館林まで行けば・・・と考えながら招待券の捌け具合を見守っていたが、どうやら手を出してよさそうな気配。かくして家庭サービスは、とある裏計画も含め実行に移されたのである。
     
     
     圏央道の開通で埼玉西部から東北道へのアクセスは非常に良くなった。天気も上々の4月下旬土曜日、まあまあ機嫌のよさそうな妻を乗せ、マイカーは関越道~圏央道~東北道のルートで快適に進む。時刻は午前11時過ぎ、流石見ごろとあって、つつじが丘公園駐車場に近づくにつれだんだん渋滞がひどくなる。無料駐車場にあともう少しというところで、観光バスの駐車の為に待機させられた。“まあ気長に待つか~”、と考えていたところに、交通整理のお兄さんから『そこ空いたから停めていいですよ』と公園入り口近くの駐車スペースを案内される。親切なお兄さんのおかげで思いがけず快適な観光のスタートになり、妻の機嫌もすっかり良くなっていた。

     日本一、否、世界一のつつじ、と称されるだけあって見事な景色が飛び込んでくる。100品種以上、10,000株だそうで、つつじにはこんなに種類があり、こんなにも多彩なのだ、と知り圧倒される。青空に映える、見事な赤、桃色、薄紅色、ショッキングピンク、紫、白・・・。ボランティアガイドさんの話を聞きながら進むものの、見事なつつじに目を奪われている隙においていかれることもしばしば。向井千秋さんとともに宇宙を旅した種から育てた宇宙つつじも、ここでしっかりと成長している。実は一時期、つつじの生育が少し悪くなり、その対策として三笠エポックミストが導入された事もあったのだが、今ではそれがまるで想像のつかないほど見事な咲きっぷりである。つかの間の夫婦円満を楽しみながらの写真撮影。このすばらしい風景を写真で伝えるには相当な撮影技術が必要だろう、と感じながら撮影した素人写真でお楽しみいただければ幸いである。
     
    樹齢800年!
     
    健康優良樹
     
    館林ならでは
     
    宇宙を旅した生命
     
    色とりどり
     
    にぎわう公園
     
     さて、美しいつつじを堪能し、お土産を買い、ちょうどお腹もすいた午後1時半。

    妻『せっかく来たんだからどこか他に面白いとこないの?』
    私『勿論無くは無いけど・・・とりあえず高速に乗ろう。』
    妻『え~お腹もすいたし・・・』
    私『だ・か・ら、高速に乗ろう。サービスエリアで食べよう。』
    妻『・・・!!』

    私の瑣末な裏計画はここで妻に知られる事となる。その裏計画とは、館林から帰路東北道に乗り、羽生サービスエリアで鰻を食べる、という食の欲望に従ったものであり、

    妻『な~るほどね~、それで“つつじ”ね~、それで“館林”ね~、へえ~・・・』

    鰻嫌いの妻の眉間には深い皺が刻まれていた・・・
     
    特上鰻重
     
     この家庭サービスの後、妻の機嫌は相変わらずすこぶる悪い。自業自得である。
     
    かんとりーBOY 記

    編集室より

    米国楽器老舗メーカー“GIBSON”の破綻が報じられました。
    数多の名演が奏でられた名器を世に送り出した会社だけに、
    音楽好きの中にはショックを受けた方も多いと思います。
    今のところ規模を縮小して存続するとのことで一安心ですが、
    音楽好きの一人としてはやはり完全復活を期待してしまいます。

    【 編集者 かんとりーBOY 】