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  • 2018年04月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.111 第30回海外視察旅行/2018年三笠産業入社式

    三笠の京谷です。

    東京の桜は4月に入るとほとんど散ってしまい
    咲いたと思ったらあっという間でしたね。
    少し寂しいですが、これからが一番いい季節。
    四季に恵まれた日本の春を満喫しましょう!!

    さて、今月はまた一冊の本を紹介します。
    本田健氏の著作「大富豪からの手紙」と言う本です。
    普段あまり自己啓発本的なものは読まない私ですが、
    旅をしながら九つの手紙を一通ずつ開いていくと言う
    そのストーリー性が気になり思わず買ってしまいました。

    「私は大富豪と呼ばれるまでになったが、
    財産と呼べるようなものを何も残さなかった。
    その代わりに残すものは、人生で一番大切なものを学ぶ機会だ」

    死に際に全ての財産を「奨学財団」に寄付してしまったある
    大富豪が最愛の孫に宛てた手紙。
    その孫が自分に宛てられた手紙に導かれながら世界を旅する
    と言う物語です。

    「偶然」「決断」「直感」「行動」「お金」「仕事」「失敗」
    「人間関係」「運命」と言うタイトルの手紙を、旅の途中
    何かに迷ったときに順々に開いていきます。

    著者の本田健氏はこれまでも「ユダヤ人大富豪の教え」や
    「幸せな小金持ちへの8つのステップ」「未来は選べる!」等、
    自己啓発本のジャンルでは異例なベストセラー作家ですが、
    今回はそれらのエッセンスをフィクションとして描いています。

    とても読みやすく、ターゲットは若者かな?
    とも思いますが、納得や共感出来る部分もずい分ありました。
    万人にお薦めと言う本ではありませんが
    興味のある方は目を通してみてください。

    今月も三笠をよろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    第30回海外視察旅行

     3月8日(木)から15日(木)にかけて第30回海外視察旅行へ行ってまいりました。行先はアフリカ・モロッコ。行き先が決まるや否や会う人会う人に“なぜモロッコへ…?”と質問攻めにあうこととなりましたが、『きっと今後行くことがないであろう場所』というのが決め手でした。

     さて、荷造りや休暇中の業務引継ぎで慌ただしくしていた出発前日、
    「T君、今週ずっと休んでますよ…」
    との情報が舞い込みます。まさかインフルエンザでは…とドキドキするもどうすることもできず、いざ空港で集合してみれば、そこにはまさにインフルエンザからなんとか回復したT君が。当日に病院へ行って、お医者様にOKをもらえたとのことでした。

     安心したところで飛行機へ乗り込み、いざモロッコ・カサブランカへ!と行きたいところですが、直行便がありませんのでトルコ・イスタンブールで乗り継ぎます。ここでは乗継まで7時間、せっかくなので、とイスタンブール市内観光をするも時刻は深夜3時。真っ暗なうえに寒い。しかし世界で最も美しいモスク(イスラム教の礼拝堂)であるスルタンアフメト・モスクのライトアップされた姿は外観のみでしたが幻想的でした。
     
    ライトアップされたモスク
     
     さて、空港へ戻りようやくカサブランカへ出発!実に27時間かけて成田空港からカサブランカ空港へ到着しましたが、そこから更にバスで約6時間移動してようやくホテル着。この時点で夜9時を回っておりモロッコに来たという実感はこの時まだなく、夕食をとり、お湯が満足にでないシャワーを浴び、気絶するように眠るのでした。

     さて今回参加したツアーは、日本語のできる現地ガイドさん付きで、専用のバスで移動なのですが、見どころがたくさん凝縮されすぎていて連載できてしまいそうなので、今流行りのインスタ映えの写真の部分のみお伝えしたいと思います。

    ≪青の町シャウエン≫
    山中にある元小さな要塞都市。天気が悪かったせいもあって寒かった…。青い理由はユダヤ教では青が天や神を示す神聖な色であることに由来するという説が有力ですが、虫よけになるという説もあるそうです。道が細くてごちゃごちゃしていて、ガイドさんがいなかったら確実に迷子。
     
    見事なまでの“青”
     
    ≪フェズの皮なめし工場≫
    旧市街は世界文化遺産に登録されており、職人の街です。写真の皮なめし工場ではラクダや羊などの上質な革製品が作られていて、ここでは何百人も働いているのだとか…。こちらも細い道にたくさんのお店、人。車は通れないので荷物はロバが運びます。シャウエンよりも更に複雑で絶対迷子。
     
    フェズの旧市街
     
    ≪サハラ砂漠で朝日鑑賞≫
    この旅の一番のハイライトともいえるサハラ砂漠。こちらでラクダに乗って朝日の見えるスポットへ。見渡す限りの砂漠、きれいな朝日、参加したみんなの見たこともないほどの笑顔は忘れることができません。ラクダ使いのお兄さんがポーズ指導をしてくれてたくさん、たくさん写真を撮ってくれます。
     
    ラクダと共に朝日を浴びる
     
    今回参加の4名で記念撮影(よかったねT君)
     
    いい顔してます!
     
    ≪アイット・ベン・ハドゥの集落≫
    こちらも世界遺産でカスバ(城塞)の集落で、映画『アラビアのロレンス』『グラディエーター』の撮影地としても有名。私の感想は「ディズニーシーみたい…」とスケールの小さいことしか言えないほど圧巻。
    “ディズニーシーみたい・・・って、オイっ!”
     
     
    広大な風景
     
     食事は全体的に薄味でしたが、食事が合わなくて苦労する人もいなくてよかったです。個人的にはサラダに米が載っているのはどうしても無理でした。モロッコといえば!のタジン鍋はおいしかったです。

     モロッコの景色は場所によってがらりと変わりますので車窓から見ていても飽きませんでした。残念ながら写真に残すことはできませんでしたが、記憶の中に今も鮮明に残る、“あんなにきれいな星空”、忘れられません。
     
     
     
    様々な表情を見せてくれるモロッコの風景
     
     モロッコでの総走行距離1,830km(旅行会社調べ)【下図参照ください】の8日間の旅は、一生涯忘れることのできないものになりました。このような機会を作ってくださった京谷社長を始め、一週間もの不在にも関わらず、快く送り出していただいた方々に感謝申し上げます。また、私たちが10年間三笠産業で勤続できたのも諸先輩方やお客様のお陰だと改めて感じております。今後一層気を引き締めて参りますのでご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。
     
    走破の記録?
     
    海外営業部海外二課 加藤 記


    平成30年三笠産業入社式

    例年になく酷い花粉症に悩まされている今年の私。4月最初の出社日となった2日(月)は気持ちの良い晴天のはずがやはりマスクは手放せず、マスクの下はといえばもはや言葉にするのもおぞましい有様である。昨シーズンまでは“花粉症なんて病気じゃない!”とばかりマスクをする以外は何の対処もしてこなかったのだが、今年はとうとう市販薬を頼り、更には本格的な治療を考えるところまで来てしまった。今はとにかく一刻も早くこの季節が過ぎ去ってくれることを祈るのみである。

     今年、三笠の仲間に加わることとなった二名の若者も、やはり今年の花粉症には悩まされているとの事だったが、入社初日とあってかマスクなしで本社に出社した。
    『なるほど、なかなか根性ありそうだな・・・』
    と感じながら言葉を掛けるが、笑顔の下に漂う隠しきれない緊張感。雑談をしながら少しずつ揉み解して行く。今後のスケジュール説明や、書類手続きなどを済ませたところで入社式の時刻となった。

     
    三笠産業伝統の質素な入社式
     

     入社式では社長より歓迎と激励の言葉があり、続いて新入社員代表が新社会人としての誓いを述べる。出席人数は少なく、芸能人が登場する事も無く、派手な演出もない質素な入社式。例年通り、役員と新入社員が声をそろえる初仕事“社歌合唱”をもって平成30年の三笠産業入社式は無事に閉会の時を迎える。そして新入社員は晴れて社会人のスタートを切った。

     
    入社初日、笑顔でご挨拶~今後ともよろしくお願い申し上げます
     

     このメールマガジンの配信日には、館林工場研修で頑張っている二人。2ヶ月間の研修を終えた6月にはそれぞれ部署へ配属となり戦力となる日もすぐそこまで来ている。若い二人を迎え大いに期待すると同時に、三笠産業の今後がますます楽しみになった。


    総務部人事係 記

    編集室より

    オープン戦では今一つ調子が上がらないように見えた大谷翔平選手ですが、
    シーズンに入った途端、投打にわたる大活躍を見せています。
    あれほど叩いていたマスコミも、すっかり掌返しの大絶賛ですね。
    もはや歴史上の人物と言っていい“ベーブ・ルース”の記録に挑もう、
    というのですから、海を渡った若武者を応援せずにはいられません。
    遠い将来“二刀流”は宮本武蔵ではなく彼の代名詞となるかも・・・

    【 編集者 かんとりーBOY 】