メールマガジン
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2017年03月発行
三笠産業メールマガジン Vol.98 京谷達也お別れの会他
三笠の京谷です。
3月も半ばになりようやく春の訪れを感じるようになりました。花粉症の方は特に季節の変化を感じてるのではないでしょうか。
このところ世間ではトランプ大統領関連のニュースが一段落し森友学園問題が花盛りです。
確かに新たな疑惑が次々と発覚し、政治家の関与が疑われるなど
次に何が出てくるかわからない面白いニュースではありますが、
豊洲移転の問題がすっかり影に隠れてしまった感がありますね。
そうした中、今私が一番関心を持っているニュースは宅配業界の抱える問題です。
インターネット通販で増え続ける荷物に現場が追い付かず、
最大手のヤマト運輸が27年ぶりに基本運賃の引き上げを
検討していると報じられています。
同時に、正午から午後2時までの時間帯指定の配達中止など、
配達時間の短縮も検討し始めているようです。
報道によると昨年ヤマトが配達した宅急便は38億6896万個で、前年比6.4%増。
アマゾンが日本でサービスを始めた2000年の5割増だそうです。
三笠は部品の出荷で毎日200個を超える荷物を出荷しており、運賃の値上げは頭の痛い問題ですが、それより現在提供され
ているサービスが今後も維持されるのかを危惧しております。
自分自身を振り返っても、数年前はたまにゴルフ宅急便を利用する程度だった宅配ですが、今や宅配便のドライバーの
名前も覚え、道ですれ違えば挨拶をかわすほど頻繁に利用する
ようになっています。
手間のかかる再配達を減らすためにコンビニで受け取れるサービスの拡充や宅配ボックスの普及、そしてドローンの利用
など様々な取り組みが始まると思いますが、
まずはネット通販に頼って何でもポチッと注文する
便利になりすぎた日々の暮らしを考え直すときに来ているの
かもしれませんね。
今月も三笠をよろしくお願いします
代表取締役社長 京谷 弘也京谷達也 お別れの会
平成29年2月27日(月)弊社取締役会長 京谷達也『お別れの会』が、パレスホテル東京「葵」に於いてしめやかに執り行われました。式典では、故人を偲び参会者全員で黙祷を捧げた後、弦楽四重奏によるカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲が献奏され、暫し在りし日の故京谷会長へ思いを馳せるひと時となりました。
三名の代表者からお別れの言葉が述べられました。初めに米国総代理店マルティ・クイップ社 会長兼CEO 安田知行様より、「アメリカをしっかり頼む」という激励と共に昨年他界された最愛の奥さまへの深い悲しみの情ががつづられたクリスマスカードを昨年12月に頂いた矢先の悲しい別れ、三十年以上前、メキシコのリゾート地で開催されたセールスミーティングで会長夫妻に優しく接して頂いた思い出、マルティ・クイップ社を立ち上げたばかりの若き創業者・レビーン氏の内に秘められた力量・将来性を見極め、彼にアメリカ市場を任せた英断など、故人への思い出、人柄、功績を振り返られました。安田知行 様
次に、生産協力会社の会である「笠友会」会長 庭山文雄様より、長年に亘り深いお付き合いをさせて頂いたことへの感謝の意と、年一度の総会を兼ねた旅行先の飛行場でのエピソード、会社近くに有名書店街があることから数々の書籍を愛読されていたこと、海外事業を積極的に推し進めた先見性と洞察力など、故人の人柄を偲ばれました。功績を振り返られました。庭山文雄 様
最後に弊社専務取締役館林工場長 十九浦健治が、時に厳しくそして時には優しく社員を導いてくれたこと、創業八十周年を迎えるにあたり京谷会長が残してきた功績への感謝、そして今後社員一同社業発展に渾身の努力を捧げて行く決意を伝えました。十九浦専務取締役
弊社代表取締役社長 京谷弘也による謝辞の後献花が行われ、献花後参会者の皆様は会食会場のメモリアルコーナーに展示された昭和30年の京谷会長夫妻結婚式から近影までの公私に亘る写真や、マルティ・クイップ社創業者レビーン氏から頂いた弔辞などを興味深く見ながら故人を偲ばれておられました。 皆様のおかげをもちまして、『お別れの会』も滞りなく相済ますことが出来ました。ご参会頂きました皆様、多くのあたたかいお言葉を頂きました皆様に厚くお礼を申し上げます。実行委員といたしましては不行き届きの点も多々あったことと存じますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
お別れの会実行委員長 小谷行夫製品紹介
MC-1移動車を動画でご紹介
先月より発売いたしました、MC-1ランマー用移動車の動画を作成いたしましたのでご紹介させていただきます。付属するフックの高さ、位置を変更することで様々なものが運べます。弊社営業も一人一台持ち歩いておりますので、「これ運べるかな?!」と思いましたらお気軽にお問い合わせください。
三笠通信
CONEXPO展示会視察記
CONEXPO展示会視察記 はじめまして、入社4年目、現在技術研究所開発部開発三課に所属しております佐々木康太(ささき こうた)と申します。今回、海外出張のレポートを担当させていただくことになりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
3月7日~11日の5日間、アメリカのラスベガス・コンベンションセンターにて“CONEXPO2017”が開催されました。この展示会は世界三大建機展のひとつであり、3年に1度開催されます。私にとっては初の海外出張であった事もあり日本を出国するときから緊張感が高まっていました。展示会への期待と海外への不安を感じる空の旅を過ごし、無事アメリカに入国することが出来ました。展示会風景①
展示会風景②
会期中は世界各国より建設機械メーカー、販売店などが集結し、敷地面積約26万平方メートルの展示会場に出展者数2,800社以上、入場者数約128,000人が訪れたそうです。視察を行った日は青空も広がり広い会場を歩き回るのに気持ちの良い陽気でした。米国でのインフラ投資が増える見通しもあり、会場は非常に賑わい活気のあるものと感じ、各メーカーブースでは来場者に楽しんでもらえる様な催し物も行うなど趣向を凝らしていました。遠隔操作の模擬レース
今までカタログやネットだけでは研究しきれなかった海外メーカーの製品に直に触れて観察した事で、技術的なつくりやデザイン、質感などを感じることができ、私にとって刺激的なものとなりました。各社製品に対する知見を深めると共に、三笠製品をより多くのお客様に使って頂くための“ものづくり”に対する気持ちがますます強くなりました。また、展示された建機は多種多様あり、これらの機械の中で三笠製品もしっかりと現場を支え続けていることを改めて感じる事が出来ました。大型建機についてはICT(i-Construction)の活用も目につきました。ドローンを用いた測量・現場管理方法やVR(Virtual Reality:仮想現実)にてバックフォーを操作する体験ブースなど、施工現場の生産性を向上させる技術や作業者の安全を考えた建機の支援システムが新製品として発表されており、各社が従来の製品に対して付加価値を見いだしていると感じました。VRを用いた建機操作体験ブース
今回の出張に合わせて現地代理店Multiquip社へ訪問をさせて頂くことも出来ました。展示会の視察と共に海外現場の声を直接聞くことのできる大変貴重な経験ができ、より良い製品を生み出す糧にしたいと感じております。貴重な経験をさせていただきましたMultiquip社の皆様、今後とも三笠製品を宜しくお願い致します。
最後に仕事以外の話を...
アメリカへ到着した日は日曜日。一日休日との事でレドンドビーチを散策しました。夜は人生初のNBAレイカーズVSペリカンズを観戦。第4クウォーター残り約5分、ホームのレイカーズが10点以上離れた点差に諦めた観客が帰り始めるも、怒涛の攻撃で一点差まで追いつきスタジアムは最高潮。結局逆転は出来なかったものの大興奮の人生初のNBA観戦となりました。レイカーズVSペリカンズ(Staples Center)
開発部開発三課 佐々木 記
圏央道区間開通
読者の皆様、大変お世話になっております。茨城県担当の小山俊樹(こやま としき)です。今回のメールマガジンでは私の担当地域である茨城県についてお話しさせて頂きます。平成29年2月26日に圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が開通いたしました。これにより千葉県の成田空港から茨城県、埼玉県を横断して神奈川県の湘南まで東京都心を経由せずにつながり、成田空港から観光地などへのアクセスも大変便利になりました。また圏央道の総延長約300キロのうち今回の開通で約9割が完成したことになります。東京から放射状に延びる東名、中央、関越、東北、常磐、東関東の6路線が圏央道で結ばれ、都心の渋滞緩和も期待されます。
当初は平成28年度中の完成を予定していましたが、平成27年9月に起きた東北豪雨、鬼怒川堤防の決壊や軟弱地盤対策の影響で事業が一時中断していたこともあり、予定より1年遅れでの開通となりました。開通までの間、現場の近くを通るたびにわが社のランマー、プレート、バイブレーションローラーなどの活躍を目の当たりにして来ましたので、完成した時にはとても感慨深いものがありました。茨城県担当の私としましても昨年の6月に千葉県の神崎ICと大栄ICが開通したことで潮来、神栖地域への移動がスムーズになり、今回の開通では坂東、古河方面のお客さまへの訪問がより快適かつ時間短縮になりました。またこれにより営業活動はもちろんですが茨城県各地の観光名所にも気軽に足を運べるようになりました。
そこで今回は私がオススメしている茨城県の観光名所についてもご紹介させて頂きます。
・筑波山 美しい姿から富士山とも対比され、「西の富士、東の筑波」と並び称されています。古くは万葉集にも詠まれた名山で、日本百名山、日本百景の一つに挙げられています。
(参考)筑波山ケーブルカー&ロープウェイのHP→http://www.mt-tsukuba.com/
・牛久大仏 ギネスブックにも認定されている世界一120mの高さの青銅製立像の牛久大仏。高さ85mの大仏胸部までエレベーターで上がることができ、晴れた日には展望窓からスカイツリーや富士山を望むことができます。
(参考)牛久大仏HP→https://daibutu.net/
・袋田の滝 平成27年(2015)に国名勝に指定された、日本三大名瀑のひとつ。久慈川の支流・滝川にかかる落差120m、幅73mの滝で、四段に流れ落ちることから別名四度の滝とも呼ばれています。
(参考)茨城県太子町観光協会HP→http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2813
ここで紹介させて頂いた以外にも茨城にはたくさんの観光地があります。読者の皆様もぜひ茨城県へ足をお運びください。これまでも一社でも多くのお客様への訪問を心掛けてまいりましたが、この圏央道開通によりこれまで以上に積極的な営業活動に邁進していく所存です。茨城県の三笠ユーザーの皆様、そして全国の三笠ユーザーの皆様、今後とも三笠製品並びにわたくし小山俊樹をどうぞよろしくお願いいたします。
東日本営業部関東二課 小山 記編集室より
弊社取締役会長 京谷達也 逝去に際しましては、
読者の皆様から、沢山のあたたかいお言葉を頂戴致しました。
この場をお借り致しまして、改めて厚く御礼を申し上げます。
三笠産業はこれからもしっかりと前を見据えて進んで参ります。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
【 編集者 かんとりーBOY 】