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  • 2016年10月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.93 前編 第29回海外視察旅行&ベトナム工場社員旅行他

    三笠の京谷です。


    長雨の9月も終わり、ようやく今週から秋らしい気候に
    なって来ました。
    今月はそんな秋の夜長にぴったりの音楽の話題を・・・。


    宇多田ヒカルの8年ぶりのニューアルバム「Fantome」が
    売れている。
    それも驚くことに日本だけでなく海外でも人気だと言いいます。


    ・・・・・・・・・以下業界紙より抜粋・・・・・・・・・・
    発売日翌日9月29日のiTunesアルバム総合ランキングでは
    全米3位を記録。
    ヨーロッパではフィンランドで1位となり、イギリス、フランス、
    イタリア、スペイン、スウェーデンなどでTOP20以内にランクイン。
    アジア各国においても、香港、台湾、シンガポールで1位となり、
    その他の国でも軒並み上位を記録し、全世界のiTunesアルバム総合
    ランキングでも6位を記録した。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    との記事を読んで驚きました。


    今更ながら・・・
    かつて宇多田ヒカルは「Automatic /time will tell」で鮮烈デビュー。
    1999年発売のファーストアルバム「First Love」は800万枚を売上げ、
    国内アルバムセールス歴代1位の記録を現在まで17年間保持しています。
    16才のデビュー当時は藤圭子の娘としても話題になりました。
    その藤圭子も他界して3年。
    もはや若い人はお母さんの名前を聞いても「誰それ?」と
    ピンとこないかもしれませんね。


    私も早速iTunesでダウンロードして毎日聞いています。
    以前より歌詞をはっきりと聞かせるように歌いながら
    グッと大人っぽくなってしっとりと聴かせてくれます。
    8年の歳月が彼女を成長させたことは確かですね。


    若い時は「母藤圭子に似てると言われないように歌ってる」と
    何かで読んだ記憶がありますが今はそんなこともまったく意識せず
    亡き母へのトリビュートを感じさせながらのびのびと歌っています。


    ゲストミュージシャンも多彩で彼女のセンスの良さが光る名盤です。


    今月も三笠をよろしくお願いします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    第32回東北三笠会定時総会開催

     9月13日(火)、宮城県仙台市の秋保温泉“篝火の湯 緑水亭”に於いて第32回東北三笠会定時総会が開催されました。総会に先立って行われた主力製品説明会では、ご好評を頂いているディーゼル専用タコ・アワメーター及びバッテリーチェッカーを標準装備した200㎏クラスのバイブロコンパクターMVH-208型やエンジンの外傷を防ぐ水タンクフレーム一体型大型ガードフック及び切削深さの見える化を実現するデジタル切削深さゲージを標準搭載したMCD-318型コンクリートカッター等の新製品をご紹介。また参考出品としてインバーターをスイッチボックスに内蔵し、作業性の向上と製品管理の簡素化を図ったICHドライバー・一体型高周波バイブレーターや前面密閉構造を継承しつつ、モーターとシャフト内部のフレキシブルワイヤーの接続にワンタッチカップリング式を採用しシャフトセットの交換やメンテナンス性を向上させたUM-F軽便バイブレーター、ご要望が多かった40㎏クラスプレートに散水装置を搭載したMVC-40GBT型プレートコンパクターをご説明させて頂きました。各種製品について説明や実演を交えながら、実際に触れて頂くことで高い関心を寄せて頂き、会員の皆様から価格や発売時期など多くのご質問を頂きました。

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    製品説明会の様子


     総会は、高橋悦見会長(株式会社セントラル 代表取締役)より、「東日本大震災から5年半が経過、物事に対して柔軟な対応が必要な時期になりました。意志力の強い人ほど幸運が舞い込むと言われています。ここにお集まりの皆様方、意志力を強く持って頂き、幸運を授かって頂けたらと思います。」とのご挨拶を頂き開会しました。会員の皆様に全ての議案を御承認頂き、総会は滞りなく終了する事ができました。


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    高橋会長


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    京谷社長


     その後の懇親会では、数々の大会で優勝経験のある女性二人組による津軽三味線が披露され、新鮮かつ大迫力の演奏にひと時酔いしれ、また、ビンゴゲーム、生年月日当てクイズなどを交えつつ親睦を深めて頂き大いに盛り上がりました。


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    津軽三味線に酔いしれる


     翌14日(水)、絶好のゴルフ日和の下、東蔵王ゴルフクラブ(宮城県柴田郡)に於いて親睦ゴルフ大会が開催されました。熱戦の結果、後藤英俊様(開盛機械工業株式会社 代表取締役)が見事優勝を飾られました。


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    スタート前の集合写真


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    高橋会長(左)から優勝カップを受け取る後藤英俊様(中央)


     会員の皆様のご協力の下、第32回東北三笠会定時総会を無事に終了させて頂くことが出来ました。お忙しい中、遠方にも関わらずご参集戴きました会員の皆様にこの場をお借り致しまして改めて厚く御礼申し上げます。会員皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます


    東日本営業部東北一課 大力 記


    産業とくらしのグランドフェア2016関西開催


     7月の関東から始まった全国5か所開催のフィナーレを飾る産業とくらしのグランドフェア2016関西が、9月16日(金)、17日(土)の2日間に渡りインテックス大阪にて開催され、関西2府4県を中心に四国や中国地方からも多くのお客様がご来場されました。 三笠ブースでは、皆様にはすっかりお馴染みのタンピングランマー、プレートコンパクターを中心にバイブレーションローラー、転圧センサー付前後進バイブロコンパクター等多数の商品を展示致しました。多くのお客様に三笠ブースに足を運んでいただきましたが、特に今回は吸塵式乾式カッターMCD-RY14、充電式LED投光器Mr. Light2に関心を持たれるお客様が多かったと感じました。


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    抜群の明るさを誇るMr. Light2


      近畿課配属となり3ヶ月が経過した今回、グランドフェアに出展者として初参加させて頂きました。会場では出展各社の“何としても売ろう”とする熱い気持ちを強く感じました。販売店・メーカーにとっても、またお客様にとっても一大イベントであることを再認識することができ、また、弊社の諸先輩方がお客様へ精一杯製品説明している姿を見せつけられ『自分自身まだまだだ』と痛感させられると同時にヤル気が更に高まった有意義な2日間となりました。


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    吸塵式カッターを精一杯PRするS主任


     ご多忙の中、多くのお客様に三笠ブースにお立ち寄り頂き、誠にありがとうございました。また、この場をご提供頂き展示会を成功させるべくご尽力下さいましたユアサ商事株式会社様、並びにご協力頂きました主催店様、ご来場いただきました皆様に厚くお礼を申し上げますと共に、今後の益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。また、全国のグランドフェア、三笠ブースにご来場いただきました皆様に、この場をお借りいたしまして改めて御礼申し上げます。


    西日本営業部近畿課 手戸 記


    勤続10年旅行 in べトナム&カンボジア

     メールマガジン読者の皆様初めまして!私は、技術研究所品質管理部工作課に所属する廣澤 駿(ひろさわ しゅん)と申します。ふと気付けば入社から10年が経ち、この度三笠ベトナム工場(以下VMC)の視察も兼ねた勤続10年研修旅行に参加することになりました。ベトナム・ハノイをスタートし、途中カンボジアに寄り道して、再びベトナムはホーチミンまで縦断する“平均睡眠3時間”というかなり濃密な研修です。


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    ベトナムに到着した今回のメンバー!


     9月29日ベトナム・ハノイ、気温35度、湿度80%、快晴。VMC田中社長自らの案内で、工場の隅々まで見学をさせてもらいました。最新の設備、エアを使っての計測、大きなマシニング、流れるような塗装ライン。部品の付け忘れを防ぐための徹底した管理体制をとり、トレーサビリティが出来る環境で三笠製品を製造しています。案内中、田中社長はVMC社員の誰からも愛されている、という印象を受け、VMCを知るのみならず、生きがいを見出した田中社長の姿を見た気にさえなりました。


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    電気自動車でハノイ市内を観光


     さて無事に大きな目的を果たし、いざ観光に出発。ハノイ、ダナン、ホーチミン、そしてシェムリアップを回ってきました、が、思い出が多すぎて全てをお伝えするには文面が足りませんので、心に残った4つのエピソードをご紹介させて頂きます。まずは失敗談ですが・・・


    4位 アオザイ美女と腹下し
     ベトナムではビールの中に『ダー(氷)』を入れます。何故ならお店では冷えたビールが出ません。で、この『ダー』にチャレンジするとだいたいお腹をこわしまします、と話は聞いていたものの、 『これは浄水で作った氷だから大丈夫!』 という悪魔の囁きと、冷たいビール飲みたさに負けた結果・・・やられました、とほほ。アオザイの綺麗なベトナム美女を前に、男子一生の不覚とはこういう時に使うのですね。


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    実は、無理して笑っています・・・


    3位 ベトナムの楽園 チャム島
     今行きたいリゾート地NO.1に選ばれている“ダナン”。その中でも透明度の高いビーチがあるチャム島に行って来ました。島から更に船に乗り沖合まで連れて行かれ、ライフジャケットとゴーグルを装着するや否や、足の届かない深い海にみんな一斉にダイブ!こ、怖い・・・しかし、海を覗くとそこはエメラルドグリーン一色の中に綺麗な魚とサンゴが沢山!これには怖さも忘れ一同大興奮、泳げなくても何のその!


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    VMC社員と一緒に親睦ダイブ!


    2位 ダナンでリゾートゴルフ
     今年オープンした『バナヒルズゴルフクラブ』。雄大な山々に囲まれた美しいコースに、経験者2人と初心者5人でチャレンジしました!他のプレイヤーに迷惑をかけまいと、朝一番に乗り込みプレー開始。後ろが詰まらないように頑張ろう、と声を揃えました。しかし蓋を開ければ、 『ファ~~~~~~~~~~!!』 の連続に焦る経験者!さて、そこからはリゾート気分など何処へやら、鬼と化した経験者の指揮の下、飛び交う球と怒号の嵐! 『打て~~~っ!』 『走れ~~~っ!』 『自分のボールだけ追いかけろ~~~っ!』 前を行く4人はまるで軍隊のよう・・・(笑)。もはや若くないのに案外走れるもので、すぐに視界から消えて行きました。さて私の組は比較的穏やかにプレーできたこともあり、私は初心者ながら130で回ることが出来ました。前の組のメンバーがどう感じたのかは知る由もありませんが、私はゴルフがこんなにも楽しいスポーツなのだと感じる事が出来た半日となりました。


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    和やかなプレー前(15分後左から2番目が“鬼”と化します・・・)


    1位 カンボジア 日の出アンコールワット
     アンコール遺跡群の為に作られた街“シェムリアップ”から早朝バスで移動し、気球に初挑戦。地上から200m離れた場所から見る、“日の出の光を浴びたアンコールワット”に感動で息を飲みました。


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    朝日を浴びるアンコールワット


     その後は間近でアンコールワット探索、大きな建物の造りの美しさや細やかな彫刻など、どこを見ても思わず見入ってしまう素晴らしい場所でした。そして気がついた事は、このアンコール遺跡群の観光にはかなりの『体力』が必要だということです。とにかく階段が多いこと多いこと・・・居並ぶ猛者達も日頃の運動不足が祟り、足はガクガクプルプルでした。遺跡ダイエットでかなりシェムリアップならぬシェイプアップして帰国することができました。


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    ひと休み(足がつらいんです、ホントは・・・)


     さて、時の立つのは早いもの。特に楽しい時間はなおさらで、あっと言う間に帰国の途についた今回の勤続10年研修旅行でした。ベトナム・ハノイに我々の工場が存在することを改めて実感し、同じ意識で働いている“連帯感”を肌で感じる事ができ、大変有意義な研修となりました。この機会を与えて下さった三笠産業の諸先輩方に、また、ベトナムの楽しさを演出してくれたVMCの皆様に、参加者を代表して感謝申し上げます。ありがとうございました。


    品質管理部工作課 廣澤 記


    三笠コラボレーション旅行、同期6人VMC社員旅行に参加!

    面接官「当社に入社して10年が経てば海外研修旅行があります。」
    私 「、、、な、なんて素晴らしい会社なんだっ!」
    この一言で三笠産業に入社を決めてから早10年。新入社員の頃は、この研修旅行の日を海外生活中に迎える、とは夢にも思っていませんでした。


     自己紹介が遅れ、失礼いたしました。私、文化や考え方の違いに日々悪戦苦闘しながらハノイで生活し、最近では見た目でベトナム人に間違えられる様になりました三笠ベトナム工場(以下VMC)勤務の村本健一(むらもと けんいち)と申します。三笠メールマガジン読者の皆様、日頃より三笠製品をご愛顧いただきましてありがとうございます。VMCは2010年に登記を終え、2012年より本格的に生産拠点として稼働を始め、ようやく5年が経ちました。そんな節目の年である今年のVMC社員旅行の行先は、日本からの旅行でも人気の高いダナンとなりました。


     そして冒頭の10年研修旅行。今回は、日本からの参加者5名とハノイで合流し、そしてそのままVMC社員旅行にも合流するという日越交流旅行を計画、そしてついにその日がやってきました。


     一般的にベトナム人のイメージは「親日で勤勉」と言われています。VMCの社員も日頃、生産ラインで一生懸命まじめに働いてくれる、日本人にとって親しみ易い彼らですが、実は意外と知られていない一面があります。夜になると「ドンチャン騒ぎのパーティー好き」に変身するのです。特にお酒を飲む時の掛け声は有名で「1、2、3、ゾ-----------!!!」と大声を上げて飲み干すのがルールなので、毎回ヘロヘロになるまで呑まされます。


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    日本からのお土産「提灯」に大喜び


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    「1、2、3、ゾ~~~~~~!!!」


     さて私を含めた6名の研修旅行初日は、VMC見学。そして、VMCの食堂でVMC社員と一緒に屋外で炭火焼した肉や魚介類を食べ、ベトナムビールを飲み親睦を深めます。ベトナム人は家族、会社、友達といった人間の繋がりを大切に考えるので、VMCでも定期的にBBQや呑み会を開催し親睦を深めています。宴会の時は必ず抽選会を行い、いつも大盛り上がり。この日の1等賞は、なんと日本製電子レンジでした。


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    女性社員もツワモノぞろい


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    大盛り上がりの抽選会


     翌日、VMC社員と共にハノイからダナンに移動。ほとんどのVMC社員は初めて乗る飛行機に緊張気味、且つ憧れのダナンに浮足立った様子でした。で、ダナンに到着したら・・・勿論、宴会です!ベトナム特有の「GALA DINNER」は社員旅行の定番。あ、GALA DINNERとは司会者が場を盛り上げながらカラオケ・ゲームとお酒・料理を楽しむ宴会のことです。


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    得意の歌で盛り上げる同期


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    最後はステージ独り占め!


     今回の社員旅行はVMCにとって初めての遠出ということもあり、社員から要望が高かった家族を招待しての旅行となりました。普段一緒に仕事をする仲間同士ですが、子供達と遊んだり、家族との一面が見れたり、といつも以上のコミュニケーションが図れました。さてそうこうするうちにGALA DINNERも後半に突入、日本から参加の研修メンバー5名も慣れてきたのか、乾杯にも力が入ります。ベトナム流の氷を入れて飲むビールをどんどん空にしていく姿にVMC社員も目を丸くしていました。


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    日越大酒呑み対決


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    記念撮影。お疲れ様でした!


     同じ三笠グループ内でも、直接会うのはなかなか難しい日本人スタッフとベトナム人スタッフですが、今回の研修旅行で気持ちを一つにする事ができました。三笠産業は、来年創業80周年を迎える、「Think Harmony」を掲げ調和を大切にする企業です。より一層グローバルに展開すると同時に、お膝元の日本のお客様とのお付合いも大切にしていますが、VMCも日越協力体制でより良い商品をお届けして参ります。
     最後になりましたが、この様な素晴らしい機会をいただきました京谷会長、京谷社長に感謝申し上げると共に、三笠の社員である事を誇りに思い、VMCスタッフ一同、皆様方のお役に立てます様、これからも努力を続けてまいります。お得意先様におかれましては、益々のご発展をお祈り申し上げ、また三笠産業、並びにVMCへの変わらぬご贔屓の程、宜しくお願いいたします。


    三笠ベトナム 村本 記