メールマガジン
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2014年03月発行
三笠産業メールマガジン Vol.62 CONEXPO 2014他
三笠の京谷です。
早いものであの東日本大震災から3年が経過いたしました。
今尚、26万人以上の方々が不自由な避難生活を強いられて
いることを想うと胸が痛みますと共に、あらためて被災された全ての方々
に心からお見舞いを申し上げます。
今週安倍首相は三年目を迎えて・・・・
「被災地を単に現状復旧するのではなく、
震災復興を契機として、人口減少、高齢化、産業の空洞化等
の課題を解決をしていくことが重要であると考えています。」
と、記者会見で話していました。
私も正にその通りだと思います。
これらの課題は被災地に限らず日本が今、最も真剣に
考えるべき重要なテーマであり、何か一つでも具体的な
対応策が聞けるのかと期待しましたが・・・・
その後に続く話にはその対策としての具体的な案には
全く触れず、ちょっと残念な記者会見でした。
そうした震災関連報道の一方、興味深い記事を見つけました。
震災から3年。
震災前日の2011年3月10日から2014年3月10日までの
日経平均採用銘柄の騰落率ランキングです。
<上昇率上位10銘柄>
1 富士重(7270) △ 332%
2 日野自(7205) △ 247%
3 OKI(6703) △ 229%
4 太平洋セメ(5233) △ 218%
5 ファストリ(9983) △ 198%
6 東京ドーム(9681) △ 196%
7 大成建(1801) △ 154%
8 横河電(6841) △ 144%
9 マツダ(7261) △ 143%
10大日本住友(4506) △ 142%
<下落率上位10銘柄>
1 東電(9501) ▲78%
2 日電硝(5214) ▲64%
3 シャープ(6753) ▲61%
4 大平金(5541) ▲51%
5 SUMCO(3436) ▲49%
6 旭硝子(5201) ▲47%
7 パイオニア(6773) ▲47%
8 関西電(9503) ▲45%
9 板硝子(5202) ▲40%
10中部電(9502) ▲39%
成る程と直ぐに納得できる会社もあれば、
何故?と少し首を傾けたくなる会社もありますね。
1位の富士重工さんは我々も普段から小型エンジンの供給で
お世話になっている会社ですが、まさか上昇率トップとは!!
正直気が付いていなかっただけに驚きました。
またこのリストを眺めているとこの三年間の世の中の
移り変わりが何となく分かる気がします。
只3年間のこうした経済環境の変化に対して、
被災地の復興スピードはあまりにも遅いと感じざるを得ません。
一日も早い復興を心より祈ります。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也製品紹介
プレートコンパクターMVC-F60・F60L・F70に回動式移動車付
仕様を設定し発売いたしました。
詳しくはこちら(PDFです)https://www.mikasas.jp/info/melmaga/140315/01/vol62-1.pdf
MVC-F60 回動移動車付
三笠通信
CONEXPO 2014
2014年3月4日~8日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスにてCONEXPO2014展が開催されました。CONEXPO展は、3年に一度開催される米国最大規模の展示会です。建設・アスファルト・コンクリート業界の機械・設備・部品メーカー等延べ2400社が参加し新製品や新技術を展示しておりました。申し遅れましたが私は、開発部に所属しておりまして主にランマーと振動ローラーの設計開発に携わっております。初めての海外展示会視察をとても楽しみにしておりました。また、この機会を得られたことに感謝しております。訪れたラスベガスは天候に恵まれ昼間は半袖で調度良く、空気もカラッと乾いていて陽射しも激しい初夏を思わせる気候でした。
今回の展示会は、最近の米国市場の景気を示してなのか期待を含めてであるのか、以前にも増して展示スペースの広さ・参加メーカー数・来場者数が多いとのことで、大変な賑わいでした。入場前のゲートには来場者の列が出来、大きな期待をもって展示会に訪れていることが見て取れました。屋外展示スペースを訪れてまず感じたのは、その規模の大きさです。日本では考えられない程の巨大な機械が数多く展示されており、見上げても先端が見えない程高いクレーン、人が何人もらくらく寝転がれる程のバケットのついたバックホーやブルドーザーなど、ひと目見た時から圧倒されるものばかりでした。また、工夫を凝らしたデモンストレーションやハリウッドでも人気になった映画「トランスフォーマー」を思わせる搭乗式の建設機械ロボットもあり来場者の目を引き、商品の魅力とともに存分にアピールしていました。屋内展示場でも、大小様々な建設機械、アスファルト舗装機械、コンクリート打設機械等が展示されており実演デモブース、視聴コーナー、各技術の詰まった模型の展示など製品の特長、技術力の高さをPRしておりました。また、中国や台湾といった国単位のパビリオンも設けられており、アジア各国の勢いもひしひしと感じ取れました。
我が三笠製品は、今年同じく米国で開催されたWOC展・ARA展に続き、新型前後進コンパクターのMVH-308・408・508、並びに新型振動ローラーMRH-601と好評を頂いておりますランマーMTXシリーズを展示致しました。国を越えてたくさんのお客様がブースに足を運んで下さり興味を示して製品に触れたり質問を投げかけたりするなどの反応を間近で感じ取れたことはとても感慨深いものがございました。また、展示した振動ローラーをセールスマンが笑顔で「Good Machine!」と私に話して下さったことが製品開発に携わった者として嬉しく自信にも繋がりました。
これからアメリカでの新型製品の数々の活躍を期待すると共に、三笠製品をこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
開発部開発二課 斉藤記編集室より
消費税率のUPが迫ってきました。UPする前に買う物はないか・・・
車・・・買いたいけどまだ乗れる。。。家の中を見回してもタイミングよく
買い換えられる物・・・ありました白物家電。たいした故障ではありませんが
この機会に買えないとUP後に使えないほどの故障になっても困るし・・・
と先日購入を決めました。皆さん、消費税率UPにどう対応されますか。。。
【 編集者 Mr.K 】