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  • 2012年09月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.44 グランドフェア2012関西開催他

    三笠の京谷です。


    季節が変わりましたが相変わらず暑い日が続いております。
    しかし寒暖の差が激しい日も増えてきますので、
    皆様風邪などひかぬようご注意ください。


    さて秋と言えば食欲の秋、読書の秋とよく言われますが
    今月も秋の夜長にじっくり読むのに最適な一冊の本を
    ご紹介したいと思います。
    以前ご紹介いたしました、「安南王国の夢」に勝るとも劣らない傑作です。


    ・・・・「今、手に取られた本は、20年前に消滅したソ連、
    そしてその後に現れたロシアと14にものぼる新しい国々の
    運命を描いた書です。
    それは、今から100年ほど前に崩壊していったオスマン・トルコ帝国、
    あるいはオーストリア・ハンガリー帝国のその後と同様、
    これから何十年にもわたって数々の紛争、そして人間のドラマを生み、
    やがて落ち着いていくのでしょう。
    この本は、ソ連崩壊とその後の世界を丁寧に説明することで、
    歴史とは何なのか、「国」とは何なのかについて、私たちの理解を
    豊かにしてくれるものです。」


    この様な解説から始まる「ロシア新戦略」ですが・・・・
    日本語タイトルが持つ難解な響きとは若干ニュアンスが違い
    とても読みやすく、且つ中身の詰まった内容です。


    現代の社会で「帝国」が崩壊するというのはどういうことなのか、
    そしてその運命は何処へ向かうのかをソ連時代からその中枢
    にいた著者が「読者がいま読んでおられるこの書物は、
    研究と考察の成果であるだけでなく、私個人の物語である」
    と語っている通り、当事者として生々しく描写しています。


    原題は「Post-Imperium : A Eurasian Story」
    直訳すると「ポスト帝国」と言う題になりますが、
    この方がより本の内容にマッチしています。


    著者であるドミトリー・トレーニン氏は嘗てソ連の軍人であり
    現在はカーネギー国際平和財団モスクワ・センター所長として
    欧米にもよく知られた国際政治学者だそうです。
    またこの本は世界数十ヶ国で発行されており、
    欧米でも近代ロシアを理解する本として人気の本です。


    領土問題があり日本とロシアの関係はどうしてもぎくしゃくして
    しまいますが「日本から1時間で行けるヨーロッパ」と言われる
    ロシアの「近代史」を知ることは、北方領土問題解決にも
    役立つものと思いますので是非ご一読をお勧めいたします。


    定価は2800円と値が張りますが、内容から見ればお買い得
    だと思いますので常に手元に置いておきたい一冊です。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    技術紹介

    NETIS登録!MVH-306DSC-PAS/MVH-406DSC-PAS

    ご好評いただいております転圧センサー付き前後進バイブロコンパクター
    MVH-306DSC-PAS、MVH-406DSC-PASをNETISに登録いたしました。

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    NETIS登録ページ
    http://www.netis.mlit.go.jp/NetisRev/Search/NtDetail1.asp?REG_NO=TH-120015&TabType=2&nt=nt


    詳しくはこちら
    https://www.mikasas.jp/info/melmaga/120915/01/vol44-1a.pdf


    MVH-306DSC-PAS、MVH-406DSC-PASのご紹介
    https://www.mikasas.jp/info/melmaga/120915/01/vol44-1b.pdf


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    MVH-306DSC-PAS

    三笠通信

    三笠ローカルレポート第15回 沖縄出張所 「お客様インタビュー編」 

     皆様、いつも三笠製品をご愛用頂き、誠に有難うございます。今月号のメルマガでは、MCD-RY14吸塵式乾式カッターについて沖縄からレポートさせていただきます。
    沖縄県では現在、アスファルトカッターにて切断する際に発生する濁水を、適切に処理する様に県から指導が出ています。それに伴い、弊社が開発発売致しましたMCD-RY14吸塵式乾式カッターはユーザー様、レンタル会社様への普及が進み、多くの販売実績をあげております。
    その中で一番に沖縄県でご購入いただきました沖縄ガスリビング株式会社様の現場にお邪魔し、MCD-RY14についてお話を伺いました。


    ――ご購入頂いた機械の感想はいかかでしょうか?――
      最初は回収ボックスのビニール袋交換やエレメントの清掃作業など、従来のカッター使用時に比べて慣れない作業があり戸惑いがありました。しかし以前は従来のカッターを使用するに当たって都度、水の補充作業があり、また濁水処理に伴い掃除機やスポンジでの清掃作業が大変でしたが、それらの作業をする必要がなくなりました。それに伴い切断に関しては一人で対応する事が出来る為、現場作業員を他の仕事に回せるので、慣れてくると非常に良い機械だと思います。


    ――この機械に関して、何かご要望や改善して欲しい点などありますか?――
     出来れば回収ボックスの容量を大きくして頂きたいです。また坂道等の切断作業は手押し式では大変ですので、ぜひ半自走式の機械を作って頂きたく思います。


     現場での作業中にも関わらず、御時間を頂き質問に回答して頂きました沖縄ガスリビング株式会社の皆様、本当に有難うございました。今後も皆様に喜ばれる機械を提供していける様に努めてまいります。

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    西日本営業部沖縄課 矢上 記


    グランドフェア2012関西開催

     9月7日(金)、8日(土)にインテックス大阪にて「産業とくらしのグランドフェア 2012」が開催されました。関西の2府4県を中心に、中国、四国地方からも多くのお客様がご来場されました。今年は、「Cool Earth Challenge!! いま歩き出す、産業とくらしの新しいカタチへ。」と題され、各メーカー、NETIS商品をはじめとした新機軸商品のPRを行っていました。
     三笠ブースでは、環境に優しい効率的な切削作業を目的として、小型の道路カッターでは初となる、水を使わずに切削する吸塵式乾式カッター「MCD-RY14」と、新たにNETIS登録されました、転圧センサーを搭載し転圧作業の「見える化」を実現したバイブロコンパクター「MVH-306DSC-PAS」を積極的にご提案させて頂き、大きな関心を持って頂く事が出来ました。またご好評を頂いておりますMT-55L-SGK防音ランマーや、MVC-F40S、F60S低騒音型プレートなどの商品にも、変わらぬ人気を実感する事が出来ました。

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     このイベントを大成功に導くためにご尽力され、製品のPRの場をご提供頂きましたユアサ商事株式会社様をはじめ、主催店様にも厚く御礼を申し上げますと共に、皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


    西日本営業部近畿課 山川 記


    東北・北海道三笠会合同総会

     東北三笠会と北海道三笠会の平成24年度合同総会が9月11日(火)、12日(水)の二日間にわたり、宮城県仙台市の秋保温泉『伝承千年の宿 佐勘』に於いて開催されました。
     総会に先立って行われた製品説明会では、新製品である小型LEDライトのMR LIGHT(ミスターライト)をはじめ、8月にNETIS登録をしたMVH-306DSC-PAS(輾圧センサー付 NETIS登録番号TH-120015-A)、吸塵式乾式カッターMCD-RY14などの製品について実演を交えながら紹介させて頂きました。製品説明後には皆様に実際に製品へ触れて頂き、高い関心を寄せて頂く事が出来ました。
     総会では両会を代表して、東北三笠会 福田幸夫会長(幸和リース株式会社 取締役会長)より、「三笠産業は私共が望んでいる商品を次々と出しているので嬉しく思います。昨年の東日本大震災から1年半を経過していますが、被災地区の復旧、復興がなかなか進まず、先が見えてこない状況です。被災された方々のことを思うと復旧、復興は急務なことです。会員の皆様方には三笠と一体となり、三笠製品の販売にまい進して頂ければと思います。」とご挨拶を頂きました。続いて、弊社京谷社長より「三笠産業と致しましては製品の魅力を高め、品質、性能、価格全ての面でいかにユーザー様から納得いただけるかが勝負だと考えております。三笠会の会員の皆様方には日頃の取り扱いを通じまして、三笠製品に関しお気付きの点がございましたら、忌憚の無いご意見をお寄せ下さいます様、お願い申し上げます。」と挨拶させて頂きました。
     総会終了後の懇親会は北海道三笠会 富山政明会長(日本建機サービス販売株式会社 取締役会長)の乾杯のご発声から始まり、ビンゴゲーム等も交えて楽しいひと時を過ごし、情報交換に花が咲き、と大いに親睦を深めていただけたものと思います。
     翌日は二つの組に分かれてゴルフ大会と宮城県被災地視察がそれぞれ開催されました。ゴルフ大会の会場は仙台市の東蔵王ゴルフ倶楽部。スタート時には快晴でしたが、ラウンド途中に雷を伴う激しい雨に見舞われて、残念なことに途中中止を余儀なくされてしまいました。最終結果はハーフラウンド終了時点の成績とし、神田和男様(神田産業株式会社 代表取締役)が見事優勝を飾られました。また、一方の被災地視察コースでは普段は目にしない場所なども案内させて頂き、参加者の方々から視察して良かったとのお言葉も頂きました。


     以上のように会員の皆様のご協力の下、東北・北海道合同三笠会を無事に終了させて戴くことが出来ました。お忙しい中、遠方にも関わらずご参集賜りました会員様に深く感謝を申し上げると共に、皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

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    東日本営業部東北一課 大力 記

    編集室より

    暑い日が続きますね。今年は去年よりも暑い?!と思い、去年の天気を調べたら
    今年と同じように暑い日が続いていました。調べた結果・・・そうだったかな~と
    振り返っても、今年の暑さしか印象にない・・・。皆様の体感はどうでしょうか。


    【 編集者 Mr.K 】