メールマガジン
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2012年06月発行
三笠産業メールマガジン Vol.41 ベトナム工場竣工式、笠友会総会他
三笠の京谷です。
今月は、先日たまたま成田空港の売店で買った本に
面白い話が載っていたので紹介したいと思います。
・・・以下抜粋・・・
近ごろ、たいそう面白い説を耳にした。
詳しい出典は知らない。
ただの笑い話かもしれないが、あんまり面白いので紹介しておく。
仮称「人生三回結婚説」とする。
略して「三婚説」とでもしておこう。
まず、二十歳になったら全員が二十歳齢上の異性と結婚する。
はたちの娘と四十のオヤジ、はたちの青年と四十のマダムの
結婚である。
そのまま二十年間、結婚生活を送り、四十歳と六十歳で離婚する。
そして間髪を容れず、四十歳の男女は、二十歳の男女とそれぞれ
二度目の結婚をする。
六十歳で二度目の離婚をしたあとは、同じ境遇の六十歳の異性と
三回目の結婚をする。
概要は以上である。
ただし大前提として、これは仮説ではなく未来の法律によって
強制された現実、として考えていただきたい。
わがことと思えば、話は否応なく盛り上がる。
・・・・・・・・
この説によると、人生二度の悲しい別れががある訳ですが、
たぶんそれも始めのうちだけ。
はたちの結婚では恋の技巧に長けたベテランパートナーの虜
になり存外幸福な二十年が約束される。
四十の結婚では男も女も年齢差の分だけ、きっと懸命に愛される
努力をし、少なくとも十歳は若く見えるように日々精進する。
そして六十の結婚では二十も齢上の人に歓びを教えられ、
二十も齢下の人に、歓びを分かち与えた経験を生かし、
「黄昏の恋」で充実した余生を過ごすと言う筋書きである。
う~ん、筆者(浅田次郎)も語っているとおり実に興味深い説です。
先日さっそく銀座にてこの話を披露したところ議論百出。
しかし女性達には案外肯定的な意見が多く大いに盛り上がりました。
蒸し暑い梅雨時、是非酒の肴にお使い下さい。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也三笠通信
三笠ベトナム工場に初の来場者
5月18日、4月に竣工式を終えたベトナム工場に、北陸建設機械リース業協会石川県支部の皆様がご来場されました。ベトナム研修旅行に、弊社工場見学を入れていただき感謝申し上げます。当日は、工場見学と騒音測定コースにてMVH-306DSC-PAS転圧センサー付前後進バイブロコンパクターの製品説明をさせていただきました。
今後とも三笠製品のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。
館林工場グラウンドゴルフ&バーベキュー大会
新緑の風薫る季節、館林工場では三大レクリエーションの1つグラウンドゴルフ&バーベキュー大会が行われました。 今年も三笠本社からゲストをお招きした他、工場としても工場ファミリーの一員である人材派遣のメンバーも参加。豪華景品を懸けたグラウンドゴルフは各ホールで白熱の展開が繰り広げられていました。
幹事が趣向を凝らしたBBQメニューは毎年楽しみで「今年はどんなものが食べられるだろう?」と午前の仕事中からワクワクしてしまいます。 BBQ中の余興で1番盛り上がったのが機械部、組立部に分かれての大綱引き。それぞれの部署が一致団結しての大勝負は必見でした。勝ったのはどっち?
そして余興の締めくくりは、ここ最近恒例になりつつある腕相撲。工場長まで参戦の熱いバトルに皆、箸を止め視線を送っていました。本社代表VS工場長(結果は工場長の勝ち!)
宴も終わり片付け中、本社からのゲスト、初参加の派遣社員の方々に「すごい楽しかったです」と言われたのが館林工場の一員としてとても嬉しかったです。
こういったレクリエーションを通じて館林工場全体が団結力をさらに強め、明るい未来への綱を手繰り寄せていきたいと思いました。
(館林工場記)
第55回笠友会総会とベトナム視察旅行
どのような場面であってもクラクションの喧騒というのは日本人にとってみれば好ましいものとは言えないだろう。ところがベトナムでは発展途中の勢いのある国の例に漏れずワイルドにプープーパーパー鳴り響かせている。
車、バイク、自転車、人が道路のいたるところに溢れている。それも自分の行きたい方角に勝手に動いていくのである。よく見ると動いているだけではなく、それは申し訳として道路の端に居るのであろうが、その中で行商人が店を開いていたりする。危ないことこの上ないのであるが、不思議とぶつからずにうごめき合っている。充分に凄い交通量だと思うのだがラッシュではないとのこと。ラッシュではどんなことになるのかと考えるだけで目眩がしそうである。
ガイドさんによるとベトナムは交通事故が世界一多い国なのだそうである。さもあらんと思っている内に心配された「ラッシュ」に遭遇することなく空港から約1時間でホテルに到着し、予定通り現地時間で16:30から笠友会総会が開催された。懇親会の中締めは三本締めであったが、何とも粋な合の手を聞きながら何故か小さな幸せを感じた気がするという声も聞かれた。 慌ただしくはあったが1日目の日程は無事終了した。
2日目になり、バスでホテルを出発し車窓から眺めている内に何となく感じてきたのは、ベトナムの人たちはピーピーパーパーというクラクションでコミュニケーションを取っている、よく言えば思いやりの気持ちからブーブービービーやっているのだ、これは明らかに仲間に対する気遣いなのだと気が付いた。
ホテルから約1時間強で今回視察の総会の次のメインイベントであるタンロンⅡ工業団地のベトナム三笠(VMC)の工場へ到着した。VMCは国内工場関係者に言わせると「広くてうらやましい」そうである。タンロンⅡ工業団地は住友商事の開発物件で進出した日本企業からの評判も大変宜しいようです。 さて、ブーブービービーの話であるが、異なる感性を持った人々を自分たちの環境の中に受け入れようとすると手っ取り早いのは大声を張り上げてコミュニケーションを取ることである。生活する上で主張することが文化であるのはそれ自体がベトナム人の感性の問題なのであろう。が同時に平均年齢が28歳という若い国であり、結構田舎から出てきて間もない人も多いのだろう。荒っぽくはあっても彼らを迎え入れようとする姿勢、気遣いを皆が持っているからこその喧騒なのであろう。そこで気が付いたのだが最近、自分は大きな声を出していない。前出のガイドさんも「ここでは声の大きい人の勝ち、日本人、声小さい」と言っていた。そういえばVMCの社長は声の大きな人である。若さと活気に満ち溢れたベトナムである。
特記すべきことがあまりないが、今回の行程の中で唯一小さな事件があった。一行は朝ホテルを出発するときバス2台に分乗していたのだが2号車が中々VMCに到着しない。よく聞いてみるとバスを強引に止めなければならない「よんどころない事情」が発生し、ガソリンスタンドで止めさせたは良いが、紙がない。しばらく考えていたら水道があるのに気が付いたそうである。そしてある決断に至るまでの時間が遅れの大部分を占めていたようである。「良く手を洗ったから大丈夫」と満面の笑みで1号車の方々に言い訳をしていたのが印象的であった。
3日目は世界遺産ハロン湾視察及び観光である。ちなみにハロンとは「降竜」の現地読みである。ついでながらベトナム三笠のあるタンロンⅡ工業団地のタンロンとは「昇竜」であり、宿泊したハノイは「河内」、ベトナムは「越南」ここに挙げたものは全部漢字の現地読みをアルファベットに換えて表記したものである。元々が漢字圏なのである。何か親近感が湧いてくるのであるが、ガイドさんによると残念ながらベトナム人は漢字を発明した中国が嫌いの人が結構多いそうである。中国文明が偉大であるだけ色々軋轢があるのであろう。いずれにしろベトナム文化に触れ、各人各様に国際親善に資することができた笠友会ベトナム視察旅行でありました。
末筆ではありますが、笠友会一行の受け入れにあたり周到なる準備をしていただきましたVMCの社員に感謝申し上げると共に、会員各位が無事に帰国できましたことを心よりお喜び申し上げます。同時に皆様の今後ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
生産管理部 H記編集室より
弊社新年度が始まりました。新入社員も配属され張り切って!業務にあたって
いると思います。何事も始まりが肝心、今年度も社員一同いいスタートをきりたい
と考えております。今期一年宜しくお願い申し上げます。
【 編集者 Mr.K 】