メールマガジン
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2012年05月発行
三笠産業メールマガジン Vol.40 ベトナム工場竣工式他
三笠の京谷です。
GWも終わって今月は三笠の決算月。
国内は震災の復興需要などもあって伸びていますが
海外は相変わらずの円高で苦戦中・・・。
そんな中、三笠ベトナム工場が先月17日に開所式を迎えました。
まだ直ぐに生産を始められるという状態ではありませんが、
この円高が続く中価格競争力の向上に大いに役立つものと期待を込めています。
今月はそのベトナム関連の本を一冊ご紹介します。
「安南王国」の夢・・・牧久著です。
ベトナム・グエン王朝の末裔で、フランスからの独立を目指し、
日露戦争に勝利した日本を頼りに祖国から脱出してきたクオン・デ侯。
そしてベトナムを愛し支援を行った数々の日本人。
中でも天草出身で最盛期には九千人を超す社員を抱えていた
という商社「大南公司」社長の松下光廣氏。
この二人の人物にスポットを当て激動の時代にあった
日本とベトナムの関係を解き明かしていきます。
ベトナム王朝の末裔が祖国独立を夢見ながらここ日本で無念の生涯を閉じたこと。
そして犬養 毅、大川 周明など昭和史に輝く著名人がその周辺で暗躍したこと。
知らないことばかりでしたがあの昭和初期から終戦までの間
日本とアジア諸国との間にこれ程までに深く複雑な関係があったなんて・・・。
事実は小説よりも奇なり・・・ではありませんが
この本はノンフィクションとしては圧倒的な面白さがありました。
ハードカバーで全500ページ近い大著ですが
ここ数年読んだ本の中でも一番印象に残った本です。
ベトナムやアジアの現代史に興味のある方は是非ご一読をお勧めします。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 京谷 弘也技術紹介
舗装切削時に発生する排水の処理について
ご好評頂いているMCD-RY14吸塵式乾式カッターに関係する情報として、国土交通省道路局より事務連絡(平成24年3月13日付)で「舗装切削時に発生する排水の処理について」通達がありました。カッターの切削方式には湿式と乾式とありますが、作業で生じる汚泥・排水・粉塵等は産業廃棄物にあたり、適正な運搬・処理等が必要となります。
今一度MCD-RY14吸塵式乾式カッターの採用をご検討お願い致します。
国土交通省 事務連絡(平成24年3月13日付)
http://www.mlit.go.jp/tec/sekisan/sekkei/pdf/H23haisui.pdf
MCD-RY14作業中の様子(動画、音声付ですのでご注意ください)
http://www.youtube.com/watch?v=CJ58sJxG46s
MCD-RY14シートカタログ
https://www.mikasas.jp/info/melmaga/120515/01/vol40-1a.pdf三笠通信
ベトナム工場竣工式
4月17日、ベトナム北部フンイエン省にある住友商事第二タンロン工業団地(以下 TLIP II)に建設中の新工場が竣工いたしました。
当日は天気にも恵まれ、ベトナム国内や海外から多数の方々にご臨席賜り滞りなく竣工式を執り行う事ができました。
ベトナム工場は、当社にとって初の本格的な海外生産拠点であり、また日米欧の小型締固め機械メーカーとしては、初めてベトナムに独資で専用工場を所有することになります。TLIPIIは、首都ハノイ中心部から33km、北部ベトナムの物流要所であるハイフォン港とハノイを結ぶ産業道路(5号線)のハノイ寄りに立地しております。また、ベトナム-中国、ベトナム-タイ陸路輸送の動脈である新国道1号線までのアクセスも至便で、アジア全域をカバーする物流面でも効率化が期待できます。
ベトナム生産によるメリットを最大限に活かしながら、研究開発拠点としても活用し、ASEAN地域、新興国に対する積極的な営業展開を行うと同時に、激化する世界的な価格競争の中、製造原価の低減と為替変動に対するリスクを軽減することで製品競争力を高め、日本はもとより全世界で更なるMIKASA製品の普及を図って参ります。
(海外営業部/森 記)三笠ベトナム工場外観
三笠ベトナム工場入口
三笠産業/京谷社長の挨拶
三笠ベトナム/田中社長の挨拶
テープカットの様子
第13回三笠ローカルレポート 館林編
群馬県館林市にて「こいのぼりの里まつり」が5月11日(金)まで開催されていました。 市内5カ所に6340匹のこいのぼりが掲揚されました。6340匹・・・そうです今月22日(火)にオープンする東京スカイツリーの高さ634Mにちなんだ数です。
館林市で毎年開催される「こいのぼりの里まつり」ですが、平成17年開催時には5283匹を掲揚しギネス世界記録に認定されました。
撮影をした会場は、鶴生田川(つるうだがわ)です。一つ一つのこいのぼりは子供サイズですが、1kmあろうかと思われる長さに両岸から掲揚されていました。1カ所からでは全景が撮れないため、中間にある橋の上から撮影をしました。
今回掲揚された6340匹は、ギネスに認定されるのでしょうか、楽しみです。(Mr.K 作)
編集室より
ただいま、編集室Mr.Kはメルマガとともに弊社新年度の6月にむけて総合カタログ
を急ピッチで作成しております。今月号が配信されると、総合カタログの最終校正で
す・・・。じっくり時間を掛けて見たいところですが、締切間近。
メルマガは毎月締切に追われています(笑)
【 編集者 Mr.K 】