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  • 2012年02月発行

    三笠産業メールマガジン  Vol.37 前編 World of Concrete 2012/操業開始を迎えるベトナム工場 他

    三笠の京谷です。


    立春も過ぎて歴の上ではもう春になりましたが、
    皆様インフルエンザは大丈夫でしょうか?


    さて、今月は月初より米国に出張してきました。
    まず最初に訪問したのがニューヨーク!
    意外に思われるかもしれませんがJFK空港での乗換を除くと
    ニューヨークの街は初めての経験です。


    米国の都市と言うとやたらに広くて車がないと動きが取れない
    という感覚でしたが、NYのマンハッタンは山手線の内側ほどの
    面積で、地下鉄を使って何処へでも行けるという利便性は
    何となく東京に似ているなという印象です。


    マンハッタンの先端にあるバッテリーパークから
    自由の女神のあるリバティー島へ、そしてエンパイアステートビル、
    MoMA(ニューヨーク近代美術館)、そして夜はジャズクラブ等々。
    限られた時間ではありましたがお上りさん状態で中身の濃い
    観光もさせて貰いました。


    事前にNYの冬は寒いと聞かされていましたが、意外にも
    好天に恵まれ滞在中は暖かく快適に過ごす事が出来たのも
    好印象に繋がりました。


    世間では米国の景気動向が云々されていますが、
    米国はいつ訪れても総じて活気があり元気な国だなぁと
    つくづく思います。
    大陸人特有の楽天的な性格によるのかもしれませんが
    この活気はどこから来るかというと、国としての人口増では
    ないでしょうか?
    アジア系やヒスパニック系移民の急増による言語の問題や
    貧富の格差問題など抱えている課題もありますが、やはり
    人が増えればそこに様々な需要が生まれ経済は活性化します。


    翻って日本は・・・・。
    2048年に1億人を割り2060年には8700万人になるそうです。
    しかもその時点で65歳以上の高齢者が4割だとか・・・。
    この事が分かってるからこその少子化対策担当大臣でしょうが
    やってる事と言ったら子供手当の額を増やすだの減らすだの
    支給対象は年収いくらの世帯にするなどのうわべの政策ばかり。


    民主党政権になって少子化対策担当大臣は現在8人目。
    一人平均3ヶ月半の任期と言う事実を見ても、
    日本でこの問題が如何に軽視されているか分かります。


    子供は国の宝。
    日本国の将来のために「子供は社会で育てていく」と言う
    国民のコンセンサスを得る事が一番大事だと思うのですが・・・。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    製品紹介

     先月号に引き続き、MCD-RY14吸塵式乾式カッターをご紹介させて
    いただきます。
      水を使用しない乾式切削方式で、切削粉をスライド式ダストボックスに
    回収いたします。回収した切削粉は、ダストボックス内のビニール袋に
    入りますので、手軽にリサイクル処理が可能です。


    詳しくはこちら(PDFです。サイズ1.4MB)
    https://www.mikasas.jp/info/melmaga/120215/01/vol37-1a.pdf

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    MCD-RY14

    三笠通信

    アメリカWOC展

     1月24・25日で米国開催のワールドオブコンクリート展(WOC 2012)を視察して来た。我社製品は転圧センサー「Compass」装着のバイブロコンパクター、そして新エンジンを搭載した新型ランマーMTX-70SD型が米国初のお披露目舞台となった。開催都市はカジノで有名なラスベガス。大小含め1200社を超える建築関連業界の展示会であり、1975年から始まり今年で38回目の開催であった。会場となったコンベンションセンターの敷地はおよそ30万平方メートル。サッカー場の約42面に相当する広さであり、米国を代表とする関連メーカーのブースが所狭しと連なっていた。同会場への訪問は過去に行われた建機展(CONEXPO2004)以来8年ぶりで、WOC展へは今回が初の訪問。技術側の立場からすると、展示会の視察は良い意味で緊張し鳥肌も立つ。これまで造り上げてきた開発製品の発表の場であると同時に、競合メーカーの新製品との比較の場でもあるからだ。事前にチェックした会場地図とデジカメを片手にポイントとなるメーカーのブースを回るが、あまり写真ばかり撮っていると怪しいアジア人と思われ立ち寄りを断られる時もある。製品案内を貰い、セールスマンの合意の基で撮影行うのが鉄則。今回は中国部品メーカーのブースを訪れた際、怪しい韓国人に間違われてしまったが・・・。会場で入手した米国コンクリート製造量を示した資料では、リーマンショック前の全盛期と比べ半減しているのが現状。現地コンクリート関係業界は依然、厳しい状況にある。来場者数については全盛期に比べて約半減の5~6万人程度。顧客の引き寄せ度でも大企業とローカルメーカーでは明暗がはっきりした状況。MADE WITH PRIDE IN THE USAやMADE IN USAを掲げた地元メーカーも目立ち、迫り来るアジア勢に対抗し生き残りを掛けた必死のアピールもあった。ここ数年新製品が全く無い地元老舗メーカーも存在した。製品全般を通じて機構そのものの大きな変化は認められないが、アジア勢に対抗すべく外装やデザイン性を強化した製品群が目立った。これまでカタログでしか見られなかった製品に触れられる感激や各社製品の様子を感じ取ることも出来、そして我社の製品反響も出だしは順調であると感じた。欧州が発信となった情報化施工も米国では重機クラスで具体的な検討が進んでいる様子。コストを含め施工期間の短縮と管理精度の向上が問われる時代であることを感じた。今後も様々なセンサーが建機に装着され、進化していく方向は間違いない。
     ラスベガスの様子は圧倒的な数の中国人観光客で賑わっていた。丁度、春節期間であったことから、空港やホテルのロビーでは中国人対象の案内や春節催しが行われている状況。ブランド品の袋を重そうに両手に持つ中国人のパワーにも圧倒された。以前に訪れた際、この光景は予想すらしていなかったが・・・。
     今後も販売店や顧客の笑顔をとれる製品造りをモットーに、様々なハードルを突破させて育て上げた製品を三笠ブランドとして世に送り出して行きたい。

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    開発部開発三課 永澤 記


    館林工場イルミネーション

     館林工場では、1月末まで工場外周の通学路にイルミネーションを設置していました。(16時~22時まで)節電による街灯の点灯数が減っているなか、通学路の安全確保のために省エネタイプの電球を使い、ランマーをモデルに明るさを灯しました。もちろんイルミネーションは社員有志で作りました。今年はご紹介がおそくなってしまいましたが、次の冬もイルミネーションを点灯させる予定です。お近くの方は是非見に来て下さい。


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    三笠ローカルレポート第11回 九州営業所編

     九州営業所・九州1課は5名のスタッフで福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県を担当しております。
    事務所はJR博多駅の少し南に位置し、博多駅や中州・天神に行くのにも便利な場所です。
    昨年3月12日、九州新幹線鹿児島ルートが全線開業して約11ヶ月が経ちました。博多~鹿児島中央間が最短で1時間19分、新大阪~鹿児島中央間が最短で3時間45分で結ばれここ博多を起点に、九州各地に向かう関西方面からの利用客が大幅に増加しました。九州内においても日帰り旅行やショッピングをする人が増え、人の行き来が活発になりました。以前の博多~鹿児島間の所要時間は約4時間だったことを考えると、まさに夢の様です。
    皆様も九州新幹線に乗って、沢山の観光地や温泉、美味しい食べ物や焼酎、歴史や文化を堪能されてはいかがでしょう

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    夜の中州 阿蘇大観峰からの景色
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    長崎県島原名物 具雑煮


    西日本営業部九州一課 井下 記