メールマガジン
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2011年05月発行
三笠産業メールマガジン Vol.28 第27回社員研修視察旅行 他
三笠の京谷です。
GWも明けまして今月は三笠の決算月!!
どうか今月も皆さまのご支援よろしくお願いいたします。
さて今週の初め中国東北地方の黒竜江省哈爾濱(ハルピン)に
行ってきました。
中国入国に際し日本からの来訪者はすべて放射能のチェック
を受けると聞いていたのでやや緊張してゲートに向いましたが、
意外にもノーチェックですんなり入国できました。
情報公開が進みパニック的な風評が収まったことに安堵します。
ここハルピンは19世紀末に帝政ロシア支配下の元に発展した都市
で、ロシアの影響を強く受けた街です。
特に中央大街と呼ばれる石畳の両側には現在も西洋的な建築物が
多数残っており看板の漢字を見なければここが中国とは思えない
光景でした。
そしてハルピンは私にとって少しばかり所縁のある街です。
祖父である故京谷弘道が15歳の時仕事でここハルピンに滞在し
青春時代を過ごしたそうです(1916-1920)。
祖父が当時働いていた会社は「松浦洋行」と言う横浜の商社で、
その中国本社は現在も歴史的建造物として保存・利用されていました。
また祖父にとっての初恋はここハルピンで出会ったロシア女性と
聞いています。
それはそれは美しい女性だったとか・・・・。
あの時祖父がそのロシア女性と結婚していたら、
今の私は存在していなかったのだろうなぁ・・・。
そんな思いを巡らせた出張でした。
今月も三笠をよろしくお願いいたします。
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第27回社員研修視察旅行
今回の10年勤続者の海外研修旅行は海外営業部/石川と営業サービス部/村上、総務部/千葉と五十嵐の4名にて2月19日~26日の間、イタリア国内の各都市に行って参りました。
初日
朝早く成田に集合させられた我々はルフトハンザ航空ドイツ・フランクフルト行きに乗り込みました。今回は非常にお安い予算のため、イタリア直行便なぞ許されずドイツ経由となった次第。成田から新潟上空を抜け日本海を越え、シベリアの延々と続く真っ白な平原を超えバルト海を越え、半日近いエコノミー席での拘束のすえようやくドイツに降り立ちました。
が、すでに次の飛行機の出発時間まで40分しかないではないですか-!!
ドイツビールでの至福の休憩をあきらめ、無駄に広いフランクフルト空港内を端から端へダッシュしてミラノ行きの小型機にギリギリで滑り込みセーフ。そこからさらに2時間、アルプス山脈をこえようやくイタリア・ミラノの地に降り立ちました。
よれよれでホテルにたどり着いてTVを付けたらインテルの長友選手が映ってました。今回の行程
2日目
時差ぼけと二日酔いの中、ミラノ市内観光へ。ミラノでは大聖堂に感動しました。ミラノの大聖堂はゴシック様式の最大の建物であり細かーい装飾が無数に施されています。ずーと見ていても飽きない建物なのですが、常に時間がない我々は急ぎミラノから東へ100キロくらいのベローナの町へ。ロミオとジュリエットの舞台となった古い都市です。ちなみに「ジュリエットの家」は大勢の観光客が集まり大盛況ですが、「ロミオの家」は誰にも気づかれない地味~な建物でした。かわいそうなロミオ。ミラノの大聖堂
ミラノのスポーツ店。
インテルの55番はいい位置に飾ってありました
ジュリエットの家。
このベランダが例のベランダ
ロミオの家。これだけ
3日目
翌日はベローナから更に東へ100キロくらい、水の都ベネツィアに参ります。サンマルコ寺院やリアルト橋など有名どころを見学し、本日のメインイベントのゴンドラに乗りこみます。しかし水路からの眺めは美しかったのですが、我らのゴントラ漕ぎのイケメン君が航行中、終始携帯電話で誰かとしゃべり続けながらの片手運転ですませてしまうというまったくふざけた男なのでありました。そのゴンドラより撮影。
この間、運転手は通話中
サンマルコ寺院
リアルト橋
ゴンドラ乗り場です。
4日目
ベネチアを出発した我らは一気に西南方向へおそらく300キロほど進みましてルネサンスの都フィレンツェへ向かいます。ウフィッツィ美術館ではメディチ家のお宝が多数展示され、ダヴィンチ・ラファエロ・ボッティチェリなど美術の教科書の常連メンバーの皆様の本物の作品を多数見ることができました。そしてフィレンツェの大聖堂。その圧倒的な存在感は素晴らしいものでした。ここでは7ユーロ払うと493段の石段を上ってドームの上の展望台まで登れましたので、まだ若い我々は果敢にアタックし、途中あまりの険しさに後悔しつつも、頂上からのすばらしいフィレンツェの街並みを堪能したのでした。なお、この日の夕飯は早くもイタリア料理に飽きたので大聖堂近くの中華料理店「北京飯店」へ。餃子3ユーロ。フィレンツェの大聖堂正面
フィレンツェの大聖堂右サイド。
この茶色のドーム先端まで上りました。
頂上から撮影。地上100Mくらい?
上の正面写真の裏側になります。
北京飯店の一例。チンジャオロースー。
ピーマンがパプリカになっている。竹の子はない。
5日目
この日はフィレンツェから西へ100キロくらいのピサの町へ。ピサの斜塔であまりに有名です。世界の三大がっかり観光スポットに入っているとかいないとか言われるピサの斜塔ですが、なかなかどうして立派な建物ですし、実物は写真で見るよりずっと傾いています。正直、このままではそう長くないうちに倒壊するのではないかという気さえします。やはり、塔の建設の前に三笠産業の輾圧機で地盤をしっかり固める必要があったのではないでしょうか。ちなみにピサの斜塔では日本人もアメリカ人もドイツ人も中国人も皆はしゃいでポーズをとって写真を撮っていました。旅の恥はかき捨ては万国共通です。ピサの斜塔。地盤が緩いのと内部に石を使いすぎて
自重が重くなったのがそもそもの原因らしいです。写真で見るよりもっと傾いているんですけどね
6-7日目
この日からいよいよ首都ローマに乗り込みます。まずはバチカンのサンピエトロ大聖堂を訪問。あまりの大きさと荘厳さにしばし言葉を失います。今回イタリアに来てよかったと心から思ったのはここでした。隣のバチカン美術館ではミケランジェロの大作「最後の審判」に感動。続いて訪れたローマのコロッセオは紀元前の建物ながら東京の国立競技場に勝るともおとらない大きさをほこる建造物です。ここは老朽化の為、2011年の秋より修繕工事に入るのですがその前に見学できてよかったです。その他、トレビの泉ではその付近で某ワッ○ーさんの前後進バイブロが工事してたり、真実の口ではイタリアの修学旅行生の集団に巻き込まれたり、スペイン広場では(以下略)
とにかくローマは町中が観光名所なので書いていてはキリがありません。おみやげは三越ローマ店で購入せり。サンピエトロ大聖堂。とにかく巨大。
下の柵から向こうがバチカン市国トレビの泉。
コインを投げ入れると願いがかなうそうな
コロッセオ外観。最近外壁の石が剥がれて
落ちてくるということ
コロッセオ内部。下は剣闘士や猛獣の控室の跡
というわけで、今回の行程を駆け足でご紹介させていただいたわけですが、イタリアはどこの観光名所も見どころが充実しておりとても一週間ではまわれるものではありません。またいつの日か予算と時間に都合がつけば再訪してみたいと強く思った次第であります。
それでは今回、いろいろご迷惑をおかけしましたお取引先様各位並びに一週間の間我らのフォローに尽力くださいました三笠産業社員の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。(総務部/五十嵐 記)
追記:帰りもフランクフルト経由でしたが今度の乗り換え時間は30分でした。第三回三笠ローカルレポート 部品サービスセンター編
クレヨンしんちゃんと三笠部品の町から
三笠産業の部品供給とサービス(修理)を支えている部品サービスセンターは、埼玉県の東部に位置し、江戸時代は日光街道の粕壁宿という宿場町として賑わい、現在の春日部市へと繋がっております。
春日部名物と言えば1990年から放送されている有名なアニメのヒーロー“クレヨンしんちゃん”が活躍する町として有名になりました。また、 今年になっては東京マラソンで、県立春日部高校の職員である川内さんが自費で市民ランナーとして参加し、何と何と並みいる実業団選手をやぶり、2時間8分37秒で日本人トップ、総合で3位という輝かしい記録を打ちたて、8月に韓国で開幕する世界選手権の日本代表に選出されました。川内選手の今後の活躍に注目し、皆で一緒に応援しましょう。
部品サービスセンターは、三笠の創立50周年を記念し、三笠産業春日部工場の跡地に1987年6月(昭和62年)に設立されました。現在は、部品課、サービス課合わせて総勢21名のスタッフで運営しております。3月11日の東日本大震災では、当センターは幸いに被害は殆どなく、通常業務を直ぐに開始できました。大震災に被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げますと共に、一日でも早い復興に三笠の建設機械が活躍できるようアフターサービスには、部品サービスセンター所員総力を挙げて頑張りますのでよろしくお願いいたします。
部品サービスセンター(営業サービス部部品課、サービス課) 住所: 〒344-0063 埼玉県春日部市緑町3丁目4番39号 [地図]
東武伊勢崎線春日部駅より車で約9分 東武伊勢崎線一の割駅より徒歩約16分電話: 部品課 048-734-2401 サービス課 048-734-2402 FAX: 048-736-6787
※現在は閉鎖して、以下に移転しております。編集室より
ようやく雨が上がりました。梅雨入りした地域もありますが、被災地に豪雨が
追い討ちをかけるようなことがないよう祈ります。
来月号では新カタログをご紹介できると思いますのでお楽しみに!