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  • 2010年11月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.23 前編 第4回国際ガーデンEXPO展に出展 他

    三笠の京谷です。


    いつも三笠をお引き立ていただきありがとうございます。
    立冬を過ぎ、暦の上ではもう冬と言われますがこの気温では何かピンとこない
    今日この頃です。


    さて皆さんグーグルという会社をご存知ですね。
    パソコンをいじる方ならほぼ毎日、検索やメールそして
    地図などでお世話になっているはずです。
    そのグーグルの名前が日本で初めてマスコミに紹介されたのがちょうど
    10年前の今頃、日本での検索サービス開始が発表された時期でした。
    翌2001年に日本法人が設立され検索サービスが本格的に展開されますが、
    当時はまだ知名度など全くなく、検索のイメージからグーグルでなく
    ゴーグル(覗く)と誤読する人がたくさんおりました。


    あれから10年・・・・・。
    グーグルは今や単なる検索サービス会社と言うより巨人マイクロソフトに真向から
    対抗できる唯一のライバル企業としてIT業界に君臨するに至りました。
    先日、尖閣諸島沖の漁船衝突ビデオが流出したユーチューブも
    今やグーグルの一部門です。
    さらに最近話題のスマートフォン(iPhoneの様に画面が大きくキーの無い携帯電話)
    でもグーグルのアンドロイドOSを搭載した機種が全世界シェアーで
    iPhoneを逆転しNo1の座を占め、業界の話題になりました。
    復活を果たし成長モデルを確立したと言われるアップル社にとっても今や最大の
    ライバルはマイクロソフトではなくグーグルと言わしめるに至っています。


    こうしてみると10年一昔と言いますが、まさにIT業界は10年で主役が入れ替わる本当
    のスピード社会、まさにドッグイヤーですね。
    (動物は人間の7倍のスピードで年をとると言われています)


    片や日本・・・総理大臣だけは何人も変わりましたが実態は何も変わりません。
    10年前日本では失われた10年という言葉が使われました。
    そして今当たり前のように失われた20年という言葉が使われています。
    これからの10年は?・・・せめて失われた30年と言われないよう祈りたいものです。


    我社の10年後の為に私も頑張らなければ!!


    今月も三笠をよろしくお願い致します。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    技術紹介

    マイコンバイブレーターについて

     従来の高周波バイブレーターに代わって次世代のバイブレーターとしてご愛顧を
    頂いていますマイコンバイブレーターも販売開始から20年が過ぎました。
    今回は現在でも安定した性能をお届けしているマイコンバイブレーターについて
    説明をさせて頂きます。

    ↓くわしくはこちら(リンク先はPDFになります)
    https://www.mikasas.jp/info/pdf/vol23-1.pdf

    三笠通信

    第4回国際ガーデンEXPO展に出展

     10月28日(木)から30日(土)まで千葉の幕張メッセにおいて開催された第4回国際ガーデンEXPO展に出展いたしました。
     昨年に続き2回目の出展となりました今回は、この夏も好評をいただきました「エポックミスト」、そしてこれから日の短くなる季節の主役「エポックライト」を展示いたしました。
     特にミストは今夏の猛暑の影響もあり多くのお客様から関心をお持ちいただき“ミスト=三笠”とPRすることができました。 また、普段なかなか接することがない園芸、緑化関連のお客様からは、ミスト使用に関する用途、 アドバイスをいただきミスト設置の奥深さを感じることができました。
     今後も三笠エポックミスト/エポックライトを宜しくお願いいたします。

    製品情報はこちらから
    エポックミスト一体型/分離型
    エポックライト



         


    冬間近のロシア出張記

     10月下旬にロシアのモスクワとソチを訪問しました。ソチについては、次回2014年冬季オリンピックの開催地となるまで、その地名を知らなかったのですが、ロシア随一の保養地ということで、非常に楽しみなソチ訪問となりました。

     まずはモスクワを訪問。モスクワはすでに冬を感じる寒さになっており、それに加えて、スパイクタイヤが一般的であり、多くの車に装着されていることから、空気が埃っぽく、これからの冬の厳しさを感じることとなった。宿泊したホテルはアイススケート場が隣接しており、週末にはプロのアイスホッケーやフィギュアスケートの試合が行われ、平日は学生の練習場となっている。モスクワではウィンタースポーツが身近な存在であることを肌で感じ、気分は冬モードになったところで、冬季オリンピックが開催されるソチに向かった。

    スパイクタイヤ 右手前がスケート場、左奥がホテル

      

    スケートリンクは2面あり、それぞれアイスホッケーとフィギュアの練習をしていた。

      

     モスクワから約2時間半のフライトでソチへ到着。ソチの空港に降り立つととても暖かく、半袖シャツの人も多く見られるほどだ。黒海に面したソチは亜熱帯性の気候で平均気温は14℃、冬でも6℃と温暖で10月中旬頃まで海水浴を楽しめる。このような気候でウィンタースポーツが出来るのかと疑問に思ったのだが、海岸から後ろを見渡せば世界遺産にも登録されているコーカサス山脈が連なっており、冬になれば、そのふもとでスキーを楽しむことが出来るのである。

      

    ソチ黒海と山々。天気が良ければ雲の向こう側に山脈が見える

      

     今回のソチ訪問は、海水浴もウィンタースポーツも楽しめない残念な時期であったが、ロシア式スチームサウナの“バニャ”を体験することが出来た。利用したバニャの施設はログハウスのコテージとなっており、ゆっくりとくつろげるリビングや外にはプールがあり、リゾート気分を味わうことが出来る。
    バニャは身体のみならず、脳もリフレッシュし、身も心もスッキリさせるということで、ロシアでは大変愛されている。バニャで暖まった身体は外のプールにダイブすることで急激に冷やされると最高に気持ちが良く、心も解放される。冬場は雪の中にダイブすると更に刺激的で気持ち良いらしい。バニャでスッキリした後はウォッカで乾杯。ロシアのみなさんは陽気で明るく素晴らしい時間を過ごすことが出来た。(もちろん、仕事のあとで!)

      

    バニャのコテージ

      

     さて、オリンピック関連の工事の進行状況としては、会場やホテル建設予定地の地ならしが終わりつつあり、会場やホテルの建設がスタートするということで、漸く三笠製品の出番という状況となっている。オリンピック関連の工事は2013年までに完成させるべく、24時間体制で工事しており、過酷な使用環境の中で三笠製品は必ずお客様のお役に立ち、オリンピックの開催に貢献出来ると確信している。

      

    トンネル工事。黒海沿岸のオープニング会場からスキー会場までの約50kmの区間に高速道路と鉄道のインフラ整備が行われている。24時間体制で工事している。

      

     最後になりましたが、今回の出張でお世話になりました皆様、本当にありがとうございました。新興大国であるロシア市場をさらに伸ばしていくために、全力を尽くします。今後ともよろしくお願い申し上げます。(海外営業部/石川)


    アメリカ代理店MQ社館林工場訪問

     11月4日、三笠産業のアメリカ代理店MultiQuip社(以下MQ社)のトーステン氏とホアン氏が館林工場見学に訪れました。MQ社からの訪問は久しぶりとなりました。

     工場では昔からお客様を、管理部全員でお出迎え・お見送りをしております。その時、玄関でお客様と初めてお会いするのですが、今回のお客様は体が大きくて全員ビックリ!
    さっそく、分福茶釜で有名な館林自慢の狸がいっぱいの会議室にご案内し、挨拶とともに狸についてもちょっと紹介させていただきました。


     その後工場見学へ・・・工場では常日頃より改善、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)に力を入れており、その成果である『ものづくりの現場』を直接見て頂く事が、三笠製品を良く理解して頂くことだと思っています。


     トーステン氏は技術部の方ということもあり、機械や加工部品を熱心に見学していました。 機械のライン化にはかなりの評価を頂き、また厳しい工程内品質チェックにもお褒めの言葉を頂きました。


     最後に『きれいな工場』と言う言葉も頂き、改善・5Sに力を入れた甲斐もあり、製造業の私達にとって大変励みになりました。 機械加工から組立・出荷までの流れを見て頂くと、あっという間に時間が経ってしまい、帰る頃には外は真っ暗でした。


     三笠の『ものづくり』をお客様に見ていただき、製造工程を評価いただくことは工員にとって励みであり、今後の改善活動にも役立ちます。また、工場にとっては三笠製品が国内はもとより海外へ販売され使用されることをとても嬉しく誇りに思います。 今後とも、三笠産業ならびに館林工場を宜しくお願いいたします。
    (館林工場 記)


    ベトナム現地法人設立

     当社では、今後の成長が期待できるアジア市場への取り組みを強化するため、
    現地に小型建設機械の生産工場を建設することを決定いたしました。
    総投資額は5億円で、2011年10月の生産開始を目指します。

    ↓くわしくはこちら(リンク先はPDFになります)
    https://www.mikasas.jp/info/pdf/vol24-3.pdf