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  • 2010年06月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.18 前編 三笠建設機械株式会社との統合について

    メキシコ湾の原油流出が止まらない!!


    4月20日に爆発炎上した石油掘削基地からの原油流出が
    既に1ヶ月半が経過しても解決の目処がたたないでいます。
    事故現場に近いルイジアナ州など南部4州は非常事態宣言
    を出して警戒を呼びかけていますが、その被害は拡大するばかりです。


    オバマ大統領は外遊を延期し既に3度現地を訪れたりと、
    先頭に立って対策を指揮していますが、未だ流出は止まりません。
    既にメキシコ湾に流出した原油の量は1億2千万リットル
    (1万5千バレル/日 X 50日=75万バレル)を超えたと
    言われ米国史上最悪の事故になっています。


    原油の噴出口に10メートルを超える巨大な箱状の構造物を
    かぶせ原油をくみ上げようとしましたが失敗。
    細いチューブを使って破壊されたパイプから原油を吸い上げる試みも成功せず。
    泥上の液体を由井に注入する「トップキル」と呼ばれる切り札も通用しなく。
    ついには深海ロボットを沈めて破壊された掘削パイプを切断し
    ふたをした上で原油を吸い上げる「LMRP」作戦を実行しています。
    しかし何と言っても深海1500mでの作業は誰もが未経験で
    未知の世界、BP社の幹部ですらこの作戦が成功するかどうか
    「まったく確信が持てない」と述べています・・・・。


    その後この「LMRP」作戦は一定の効果を上げたと言われて
    いますが本格的な回復は「原油の流れを途中で変える代替
    井戸が完成する8月以降になる見込」(BP社ヘイワードCEO)との事です。


    今後深刻な生態系への影響が続々と公表されると思いますが
    原油まみれのペリカンやヘドロにまみれたカニやエビの姿は何とも痛ましい限りです。


    もし同規模の事故が東京湾で起こっていたら・・・・
    想像するだけで恐ろしい事態ですが、多分東京湾の生態系は
    全滅し、数年に渡ってその後遺症に悩まされることでしょう。

    巷ではBP社が支払う天文学的な補償額が話題になっていますが、
    生まれながら海の近くに住み、週末は浜辺で過ごす私にとって
    この問題に無関心ではいられません。


    「シー・シェパード」の皆さんも鯨やマグロの捕獲反対運動など
    している場合ではありません!!
    この問題に自分たちがどう貢献できるのか、是非考えていただきたいです。


    一日も早く原油流出が止まることを願ってやみません。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    技術紹介

    3軸合成値について

     厚労省通達「基発0710」(2009/7/10)振動工具の取扱い業務に係る
    振動障害予防対策指針の概要と三笠の主要製品の
    周波数補正振動加速度実効値のご説明をいたします。

    ↓詳しくはこちら
    https://www.mikasas.jp/service/tech/tech_info/tech_vibe3.php

    製品紹介

    エポックミスト

     エポックミストのシーズン到来です。既にご紹介しておりますが、一体型、分離型とさまざまな場面で皆様方に使用されております。そのミストも今年は海を渡り海外へ・・・
    bauma2010にも参考出品しました。ブース前に設置したシャワータイプ(分離型特注品)は行き交うお客様に好評でした。


    今年は、分離型ミストポンプに新製品MWM-0500、MWM-2502が加わりましたので、宜しくお願いいたします。

    MWM-0500 MWM-2502

    ※仕様等の詳細はこちらのページをご覧ください。

    三笠通信

    三笠建設機械株式会社との統合について

     この度、平成22年6月1日より国内営業体制を一本化することになり、
    西日本地区を三笠産業株式会社の支店、営業所、出張所として新たにスタートすることになりました。
    三笠建設機械株式会社は、西日本地区総発売元として長きにわたりご愛顧いただきありがとうございました。
    引き続きご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

    ↓弊社の新体制につきましてはこちらをご参照下さい。
    https://www.mikasas.com/japanese/company/index.html


    EE東北’10開催

     6月2日、3日宮城県仙台市にて開催されましたEE東北’10に出展しました。
     国土交通省NETIS登録のアスファルト舗装面取り機MCV-727(NETIS登録TH-080013-A)、コンクリートの未充填や充填不良を防止するコンクリート充填検知システムCF-10(NETIS登録KT-090038-A)や新ジャル“エポック”シリーズのミスト・ライト、国土交通省低騒音型建設機械に指定を受けました、MRH-500DSAローラー、MCD-218S-SGKコンクリートカッター等を出品しました。
     お客様からは、低騒音型ローラー、カッターをはじめ、防音ランマーや静音プレートといった環境に優しい製品への関心を集めることができました。

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    当日は晴天に恵まれ、多くの新機種を展示することができました。

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    ミスト体感コーナーを設置し、ご来場のお客様に涼しんでいただきました。


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